上ばっかり見る記者は・・・

quelo42005-01-27

有名な話なのかもしれませんが、上ばっかり見て仕事する記者は、ヒラメ記者というのだそうです。あるジャーナリストの方がいってましたが、NHKは官僚的だからみんなヒラメ記者になる、朝日もそう、といっていました。


あまりジャーナリズムのことは知りませんが、本多勝一松井やよりさんたちはヒラメじゃないのかなぁ、と思いますが、どうなんでしょうね。『メディアが市民の敵になる?さようなら読売新聞』を書いた山口正紀さんなんかは、もういられなくなった方なので、相当上とぶつかったのでしょうが。そういうときに上司が守ってくれるかどうかで、人生変わってくるのでしょうね。サラリーマンとしては身につまされる話です。


さて、番組改変に関する朝日とNHKの騒動は続いているようですが、この騒ぎで民衆法廷が再度注目を集めたことは大変ありがたい、と、バウネット・ジャパン(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)方面の人たちはいっています。結局番組としては、民衆法廷の企画グループの意図とはかなりずれた番組が放送されてしまったことは事実なわけですから、それがNHKの良心であり、圧力があろうがなかろうがひどい話です。それもこれも、長井チーフ・プロが人生賭けて告発したから、やっとこうなったわけですからね。
少なくとも各個人は、それによって受信料を払うか払わないかといった、意見を表明する手段があってもいいのではないか、と思うわけです。(残念ながら、我が家は今のところ銀行自動引き落としで、払っていますが・・・)