2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

進化政治学、という考え方

現実の状況に沿った、「民主主義」の困難さを率直に表現した話です。現代の政治学はこういう風に進歩しているのだな、と思わされます。(合理的に考えれば「投票はしない」【第1講】民主主義が機能しない理由、森川 友義) まず、人々が政治に関心を向けない…

オーマイニュース批判から学ぶもの

市民メディア、オーマイニュースがことし4月に終了してから、その反省文のようなものがあちこちに出ているらしい。毎日OBの佐々木俊尚さんが数年前から編集方針について批判していたが、現在の「蒸し返し」の中で、何が問題だったか書き出している。(「…

iPhoneで、ついに弊紙も記事の切り売りができる!?!?

iPhone の OSが3.0になりました。そこで、いろんな改良点がある中で、アプリの販売方法が多様になっていることが話題になっています。これまでは、App Storeで買うソフトは、1回の買い切りだったのですが、これからは毎月○円、というような課金方法も可能な…

「支配者になりたいだけ・・・」

以下、日経の連載経済小説で、毎週読んでます。 主人公の団さんが、倒産寸前の会社を盛り返していく話。前編で背任横領まがいのことをしていた専務ら一派を追放し、財務全般を握って辣腕をふるって会社再生に向かっているのですが、遂に会社の中で、孤立して…

冤罪とメディアの責任について

足利事件について、新聞社や関係者が検証記事を出しているようです。(「足利事件のDNA鑑定で考える 技術導入で「してはならないこと」NikkeiBP、2009年6月17日」) DNA鑑定は絶対の思いこみの背後にあるもの 正直なところ足利事件にふれるのはつらい。なに…

新聞、ますます苦しく

新聞が経営的に、ますます苦境に立たされているという話。(新聞 有料配信の将来性 日米で新たな収益源模索、FujiSankei Business i.2009/06/15 11:07 )(図版はフジサンケイビジネス) “起死回生”を目指す各社が力を注ぐのは、有料の記事配信が簡単な携帯…

名古屋にきてます。

あまり、よく見えないかもしれないですけど、これ、高岳のレクサスのショウルーム。 交差点の角にあって、ドデカイ! やっぱりトヨタは、名古屋の国産車は全部トヨタしかありえないと思ってんでしょうね。 名古屋には中高からの友だちやら、いろんな知り合い…

『諸君』の在り方

諸君を創刊した、文藝春秋社長だった池島信平の本当の思いが、解説されています。 (「自由にものを考え、納得できているか、論壇誌の休刊が示す『わたし』の喪失」武田 徹) 要は、右も左も「教条的に硬直化していれば」、「自由にものを考える」スペースを…

どうやら米新聞はつぶれる前提のようです

一時期、アメリカの新聞業界はどう生き残るか、が盛んに論じられてきましたが、もはや、つぶれるという前提で話が始まる時期に入ったようです。(「新聞の没落、易きに流れる世界--コンテンツ価値の「ゼロ」化を防げ」森祐治、c|net) ・・・↑すでに破産法1…