2008-01-01から1年間の記事一覧

言い換えでイメージ変えちゃうのは、やっぱり「隠蔽」だなぁ

最近の雇用情勢について、辛口コラムがここに(「『ハケン切り』の品格、『派遣切り』(用途:労働問題を真面目に考えたくない際に)」小田嶋 隆、2008年12月24日) 派遣切り、と気楽に言うが、そもそも派遣は切るための雇用制度。派遣などという労働形態を…

ビジョン→コンセプト→モデル

ちょっと古いのですが、経営システム工学をやっている宮田先生の日経のエントリーから。(宮田 秀明「ビジョンだけでは何も生まれない、ビジネスを支配するコンセプトの力」2007年4月20日) まずは、ビジネスでも、国家経営でも、ひいては個人の人生でも、大…

オノマトペ???

身体性の話って、いつも面白いですね。子どもに「広がって!」っていってもダメだけど、「パーッと広がって!」って言うと、実際、パーッと広がるんだそうです。<齋藤孝の「3分間」アカデミー 人間の身体はすごかった!「情動」の驚異〜感応バージョンその2…

京都におります

連休明けで、締切り校正して、すぐ新幹線に乗ってきました。初めて京都駅の南側に泊まってます。(窓からは新幹線がよく見える・・・てっちゃんだったら、たまらんでしょうなぁ) ここ九条あたりですが、ここは京都の中でも、一番在日の人たちがたくさん住ん…

グーグルに撮られるの巻

IT

グーグルのストリートビューが、「プライバシーの侵害だ!」って話題になってますけど、確かに、私の職場の人も、自宅の近くのストリートビューを見たら、町内会のおじさんが写ってる!と話題になっているそうです。今週のどこかの週刊紙の中吊り広告に、ラ…

ピンクのライトが…

ただいま、博多から長崎に向けて移動中。 これ、特急かもめの車内です。写真で分かりにくい感じですが、座席は4列で、黒のレザー張り。間接照明のダウンライトに木目調超の床。降り口のドア脇には、ピンクの照明。 完全にショットバー風です。 JRもいろいろ…

青春の門的表情

福岡長崎に取材出張中です。 これを利用して半日北九州に帰省しました。写真は遠賀川。筑豊の石炭が船に乗せられて運び出された川で、「青春の門」の舞台のひとつでもあります。 このあたり、宮田町にトヨタが工場造ったらしく、開発が進み、そこら中、バイ…

非正規労働者の苦しみは、私が作り出してるかなぁ

村上龍のメルマガ、JMMが経済の問題を、「日本がいい、悪い」というくくりではなくて、「日本のどの層にとっていい、悪い」ということをいつも意識して論じていることが大事だと思って読んでいます。 今回の質問は、「Q.924:2008年08月18日、内閣府は、8月…

悩み相談まで、あと一歩・・・

IT

googleなんかの検索窓に、検索語だけじゃなくて、●●したい!と入れる人が、だんだん増えてるようなんです。(「検索エンジン窓にお願いする人たち、2008/08/20 03:42、snafkin7 」) いわゆる「欲求キーワード」で、仕事で検索キーワードの傾向を見ていても…

新しい在り方の尊重に、新しい言葉

最近、というか数年前から、記事中に「ダブルの子どもたち」という表現を使っています。これは、以前(というか、今でも一般的には)「ハーフ」と呼ばれている人たちのことを指して使っている言葉です。つまり、両親が違う国籍を持っている人、多くの場合、…

毎日.jpから、広告がなくなっている!?

ちょっと古い話ですが、大手でも、ネットを甘く見て、いい加減な記事を載せているとひどい目に遭う、という現実的怖い話です。「『毎日jp』が自社広告だらけに、ネット上に深いつめ跡残る」(小林 直樹=日経ネットマーケティング)2008/07/08 毎日新聞社は…

桑田さんって、やっぱり偉いなぁ

今朝気づいたのですが、♪Sea Side Woman Blues♪という桑田さんの歌の歌詞の中に、「“愛”という字は真心で、“恋”という字にゃ下心」という歌詞があって、そうだよなぁ〜と、えらい感心してしまいました。まあ、続く歌詞は、「江ノ島に灯りが点るころ、色づく…

神とは、神の存在とは?

太田道子さんのことを検索中に、Karposさんのブログに行き当たる。これ、いいですねえ。 問題は、人間の作り出す諸々の社会の制度や価値を最終的権威とするのか、それとも自分の内面により確かな世界がもてるか。自分の内面に一つの精神世界をもち、人間は時…

強敵…

ビジネスホテルはどこも、節電のためだと思うのですが、部屋に入ったとき、ルームキーを差さないと、部屋の電源が入らないようになってます。これが私にはやっかいで、転々と取材地を移動しているときには、部屋に入ったら速攻で機材全部の充電をしないとな…

しまへ

今日から、沖縄・四国の旅です。現在、マニラあたりで台風6号が暴風中。ちゃんと四国に渡れるか? さすが那覇便! どピカチュウ飛行機→ でも、日曜午後便は空いてます。 明日は沖縄慰霊の日。

記者の“当事者性”と“やり逃げ”

記事を書いていて、毎週毎週その場しのぎのやり逃げ状態が、どうにも腑に落ちず、でもそこに留まっていては仕事にならないので、どんどんやり過ごしていることへの疑問が、通奏低音なのですが、そこにとてもよく響く記事がこちら→「同じ空間を共有できていた…

アメリカの神学会の話

ちょっとまじめな話題で。 アメリカの神学週刊誌「America」内のブログで、前の週末にあったアメリカカトリック神学会(CTSA)の総会についての感想が一つ出ていました。(「"Young Catholic Theologians: Report from the CTSA" POSTED AT : JUNE 8, 2008 1…

いいですね、この会社=社員が「働きたくなる会社」

100円ショップのダイソーを紹介する記事です。(「13:あなたを見ていると、働きたくなる」NBOnline 2008年5月30日 金曜日 降旗 学) エネルギッシュで、サービス精神旺盛な社長だった。 昼時になると、せっかく東京から来てくれたんだから広島でいちばん…

和歌山に向かう

先週末は紀伊田辺におりました。帰ってから、みんな空気がよかったでしょう、というのですが、取材で滞在3時間なので、そこまで味わえず! ま、いつものことですが、ゆっくり満喫できる旅もいいなあ、と夢見つつ、さっと行ってさっと帰ってくる生活です(急…

梅田あたり…

GWを挟んで、2週連続で関西にいます。 写真は、今回は満席で入れなかったのですが、梅田あたりのホルモン焼き屋さん。かなりいい感じに七輪で煙ってます。 その後、和歌山に移動して紀伊田辺から山の中へ。それはまた、おもろい取材になりました。

やっぱり、記者コラム(ブログ)を書きたい・・・

記者ブログを書きたいとつねづね思ってるんですね、本紙サイト上に。記事に各部分というのは、取材の70%の時もあれば、ひどいときは20%くらいの時もままあって、こぼれ話には過ぎないんだけど、けっこう行けてる話も、残ってんですよねぇ。記者コラム…

天才系、養老先生の新聞の将来的見立て

唯脳論の養老先生のご託宣。新聞の将来がないと思うやつがやってるから、将来がなくなるんだ、という話。(「私が中国には行かない理由 ムシが採れない文明、新聞が衰退するわけ」2008年4月16日 水曜日 養老 孟司)=写真 日本のメディアは、ボケもいいとこ…

人の仕事のモティベーションをあげていくには

私の周りを見ても、自分でこつこつ、またはばりばり仕事をするのは得意でも、チームを組んで、全体のパフォーマンスを上げていくというのは、誰にとってもなかなか難しいことです。しかし、やはりみんなをその気にさせて巻き込んでいかないことには、ある程…

栃木、佐野あたり

今日は取材で佐野に来ています。会った人は、いろんな病気や困難を乗り越え、謙遜に生きてるご老人。 感謝する心は大切、としみじみ思うお話でした。合掌。 ところで、写真は佐野で有名な某薄焼きせんべい屋さん。木曜定休だって! ついてなさすぎ!

ネタふりの妙

記事ネタを探していて、現場ですごくうまくいっている事例を紹介して、他の場所でも参考になれば、という動機づけが一番よくあるパターンなんですが、実際にやってみると、あまりにもうまくいっていて、返って絶望とまで言わないまでも、あきらめや愚痴、嫉…

頂上を目がける闘争、ただそれだけで充分

『声に出して読みたい日本語』の齋藤孝さんがコラムで読書紹介をしている中に、学生たちにカミュの『シーシュポスの神話』(新潮文庫)を音読させている話が出てきます。(「忙しい人のための読書入門〜重要なのは『万有引用力』だ」NikkeiBP 2008年3月14日…

“インワールドライブ”だそうです

最近、余り聞かなかったセカンドライフねたです。ソウルのバンドが、新宿でライブを開き、それをセカンドライフ内でも同時中継した、というイベントがあったそうです。(街角美人のセカンドライフ論「リアルライフ×セカンドライフ」:2008/03/03 00:51、著者…

ネットの向こう側に、たっぷりの音楽やビデオ、Sunny!!!

IT

この前、Sunnyという古いアメリカのソウルですかね、曲の歌詞を知りたいと思ってネットで検索していたところ、「Song Lyrics A to Z Videos & Lyrics Are sooo gooood..」というサイトを発見。これで「Sunny」を検索すると、すごいです!(その結果) この先…

さすが!よしもと!!

吉本興業の執行役員権利開発統括本部長兼よしもとファンダンゴ代表取締役社長である中井秀範氏が、吉本のコンテンツのネットでの配信について、テレビとの関連で話しています。「見て欲しい」の本質忘れるな--吉本が語るネット時代の権利者像 高瀬徹朗、島田…

ジャーナリストに必要な3要素

大手紙で宗教担当を長らくされていたS記者(元、かな)とお話しする機会があって、同僚と二人で会いに行きました。 話のテーマのひとつは、うちのような宗教紙が経営的にも、内容的にも、ひとつの曲がり角に来ていてなかなか大変だということ。そうした中に…