ビジネス

ビジョン→コンセプト→モデル

ちょっと古いのですが、経営システム工学をやっている宮田先生の日経のエントリーから。(宮田 秀明「ビジョンだけでは何も生まれない、ビジネスを支配するコンセプトの力」2007年4月20日) まずは、ビジネスでも、国家経営でも、ひいては個人の人生でも、大…

いいですね、この会社=社員が「働きたくなる会社」

100円ショップのダイソーを紹介する記事です。(「13:あなたを見ていると、働きたくなる」NBOnline 2008年5月30日 金曜日 降旗 学) エネルギッシュで、サービス精神旺盛な社長だった。 昼時になると、せっかく東京から来てくれたんだから広島でいちばん…

外出先でプリントアウトしたい!!

この情報、けっこう使えます。 パソコンもカメラも、何でもデジタルで小型化されているのに、唯一、いざというときにプリントアウトできないと人に渡せない、見せられない、ということが結構あります。モデムがついているラップトップをもっていれば、最悪FA…

ネットワーク分析、だそうです

人脈を自己診断する、のだそうで。余りそういうの、興味のない方多いでしょうが、わたし結構これ好きです。(安田雪「本当の人脈」の作り方<第6回>「人脈をネットワーク分析で自己診断−濃密すぎる人間関係は創造性を奪う」2006年10月12日 木曜日、日経ビ…

同じことを繰り返したがるのは生物の基本的性質

下から続いて、自己啓発系、なるほどネタ。 なかなか人間は惰性から抜けられない。ましてや人間の組織を惰性から一歩引き離すのは至難の業。しかしまあ、その本性を整理して読ませてくれると、あらためて作戦を考えなきゃ、という思いになります。(「もうこ…

目標設定が、やっぱり大事なんだなぁ

よく、大きな夢を持って、それにいたるプロセスを小分けにして目標設定して実現させていこう、というビジネス指南書なんかがありますが、これもちょっとその系統、自己啓発系でもあります。「『ゴールを決める』効用」NBOnline2006年10月18日 水曜日、大橋 …

危ないデカ、じゃなくて部下、だそうです

日経ベンチャーで、「『危ない部下』への対処法」という特集を組んでいます。(『日経ベンチャー』9月号の特集からとのこと) 権限の大きな社員が暴走して大損失を出すケース、異動などで不満に思って怪文書を出すケース、未成熟で個人の成果もチームワーク…

200人いても特定の人に向けてプレゼンする!

日経に載っていた、マネックス証券の松本大社長のプレゼン術の記事です。(「第3回 マネックス証券社長兼CEO 松本大さんに聞く:特定の誰かをいかに説得するかその結果がすべてです」nikkeibp.jp2006年9月11日) まあ、よくあるハウツーもので、ただ解説して…

Tower Records の倒産という出来事

アメリカから、Tower Records が倒産したというニュースが伝わってきましたが、アメリカにいる中島聡氏が背景を説明してくれています。(「AmazonとWalmartの狭間に消えたTower Record」c|net August 27, 2006 01:39 PM) 言い換えれば、Tower Recordは、ベ…

「ホンハイ」という恐ろしい会社!

中国深センにある、「鴻海精密工業(ホン・ハイ・プレシジョン)」は、電子機器の受託製造サービス企業、だそうで、昔のOEMとは違って、まったくその会社のブランドで(つまりホンハイは表にはまったく出ずに)、生産だけを請け負っている、大成長企業のよう…

「一番厳しく業務をチェックしてくれるのはお客様や株主」

以下の記事は、いわゆる財務報告に関わる「日本版SOX法」に適合するために、社内体制をどう整備すべきか、という話ですが、ネットを介して情報開示して、顧客からのクレームを有効活用する、という手法、どこの組織にとっても有効だろうな、と思います。 ◆記…

プラトンの洞窟と人を動かす力、の話

JMMの春さんのエントリーで、プラトンの洞窟の話を、指導者の力量とかけて説明したものがあります(『オランダ・ハーグより』 春 具 第144回、2006年6月23日発行<残念ながら、ネット上にありません>)。ちょっと長めですが、引用すると、 なかに、「プ…

「見える化」とは?

マネージメント講座でよく言われることですが、可視化することで問題に迫ると言うことは必須だ、という話です。「企業内で発生した問題を正確に把握するためにも「見える化」は極めて有効な方法、早稲田大学遠藤教授から「現場学」を学ぶ!」(nikkeibpイン…

感謝されて断る技術、なのだそうです

組織にとって、目標設定の一義性を思い出させる記事です。(「記者のつぶやき:仕事を片付けるための人間関係の“技術”」(高橋 信頼=ITpro) 2006/07/14) これは、芦屋広太『仕事を成功させる[芦屋式]コミュニケーション5つの技術』という新刊がネタ本にな…

数値化することの大事

「コンピューターが見つけ出した「中央道拡張」のムダ:経営シミュレーションと日本の高速道路」では、高速道路を作るのが経済合理性があるかどうかを、どう計算するかが書かれています。 中央道では、数年前に約1000億円かけて大月から小仏トンネルまでを2…

産経もいよいよ・・・

産経新聞、新聞業界への危機感からネット事業を本格化、記者と一般ユーザーの情報を集約する新しいニュースサイト「イザ!」 ということで、やはり紙媒体からの収益の先細りから、「本格的に」電子媒体に注力するようです。この先は、各専門紙、業界紙もだん…

役所だって効率化できる!

私の好きな、効率化の話です。だって、ぐずぐずやるのはいやじゃないですか。 実践編・第2回 川口市のモデル事業(2)--行動成功要因(主要成功要因) ■個々の行動成功要因をつないで成果に至る 行動成功要因として出された行動の間の因果関係をつなぐことは…

工夫してんなぁ、イケア!

昔、渋谷のT急本店に入っていたイケアがついに帰ってきました(船橋あたり)! スウェーデン家具です。でも、相当いろいろ工夫しているらしいです。日本に本格進出する低価格家具のイケア,物流費と人件費を減らす在庫管理 けっこう、やすくて、いいもの、…

時間を稼ぐということ:本当の勝負の分かれ目

部品工場が工期を信じられないくらい短縮する話。やっぱり日本の経済はこういうところが支えてるんだ、という話。あきらめないで粘り腰が大事、か。 この「時間」という価値を「際立たせる」ことに成功したのが、株式会社インクスという企業だ。インクスは、…

USENの宇野社長を見たことあります?

日経ITProの「記者のつぶやき」<(中川 ヒロミ=出版局) [2006/04/13]>にUSENの宇野康秀さんの“成功の秘密”が書かれてあります。(間もなく、宇野社長についてまとめた和田勉著『宇野社長の挑戦! カリスマはいらない。』(写真→)が出るそうです) テレビ…

エイプリルフールかと思った新製品2題

まず1つめは、「アサヒ飲料、極真会館と共同開発したスポーツドリンク「アサヒ 一撃 PET500ml」」。ほんまかいなぁ!? ほんとに「極真会館」?? かなり強そー!! それともほんとに4月1日むけ??? もう1つは、飲み屋向けの顔認識システム「BioBouncer…

やっぱり「能力開発」はすべきもの

大企業から小規模組織に移った私は、企業でやっている人材の育成プログラムのようなものは、小規模の団体や零細企業には適用できない、できあがった人を連れてくるしかない、と考えがちです。日経ITpro Report 2006年03月31日が「◆【上級】部下を育てるSEマ…

「アイデア」より、「実行力」

前の会社時代、とっても実感として思っていたんですが、いいアイデアというのはけっこう出てくるもので、でも、そのアイデア実現に向けて上司たちを説得し、支援を取り付け、さまざまな部署との調整を重ね、客筋やら同業他社などの動向も見て・・・ここまで…

匿名的コミュニケーションの整理

nikkeibpメールの2006/03/06、夕刊に、渡辺 パコ「ビジネススタイル/エコ社会は、どこから来るの?〜読者と考える環境と未来:自転車をもっと活用するには?(後編2)」がでました。 ここまでの議論で出た意見を集約してみると、クルマからの代替を起こせる…

“メタ”の世界−ちょっと難しい話ですけど

CNET Japan Newsletter 2006/02/07【渡辺聡・情報化社会の航海図】から。実体物である「モノ」よりも、そのひとつ上の(奥の)メタ領域のモノが価値を持ってきている、という話。抽象的に見えるけれど、具体レベルでそのような事態が確認できる事例があるよ…

うちだけじゃないんだ・・・

朝日新聞の生活欄の水曜日、「仕事」がテーマなんですが(朝日の家庭欄についてのお話 by 諸岡亨 ・生活文化部次長)、その端っこに「困ったときの掲示板」というコーナーがあります。多分、そんなに昔からはなかったと思うのですが、読者が相談を持ち込んで…

近藤ブログ最終回、とにかくオープンに

c|netから、[近藤淳也の新ネットコミュニティ論]終わりに 世界中の意識をつなげるインターネット(November 30, 2005 04:18 PM)について。 7月の上旬からこのブログを書き始めて5カ月になりました。当初の終了予定だった10月を1カ月過ぎてしまいましたが…

上に立つ人の資質

私の好きな、『日経情報ストラテジー』からですが、日経ITProで、◆記者の眼◆現場リーダーに求められる6つの「力」、という記事が出ています。同誌12月号で、「総力特集『日本の現場力』を担当した。この特集で,キヤノン,全日空,アスクル,コカ・コーラナ…

隠すと成長しないの巻

以前から好きで何度かここでも取り上げている、日経ITProの「動かないコンピュータ」シリーズのコラムが、23日付でまた掲載されています。(記者の眼 2005年10月24日 隠蔽体質が動かないコンピュータ経験を生かさない(上)動かないコンピュータ・フォーラム…

「知る」ことの権力

はてなの社長、【近藤淳也の新ネットコミュニティ論】から、2つエントリーを。2つとも7月のエントリーですけど、僕が持っている組織におけるコミュニケーションについての問題に関し、大変示唆に富む話です。プラス、人間、経験からイデオロギーを作り上げる…