USENの宇野社長を見たことあります?

quelo42006-04-13



日経ITProの「記者のつぶやき」<(中川 ヒロミ=出版局) [2006/04/13]>USEN宇野康秀さんの“成功の秘密”が書かれてあります。(間もなく、宇野社長についてまとめた和田勉著『宇野社長の挑戦! カリスマはいらない。』(写真→)が出るそうです)


テレビのインタビューなどにときどき登場する宇野社長ですが、この日経の記者の人も書いているとおり、若手経営者にありがちなギラギラ感やカリスマ性があるわけではなく、とてもまじめなサラリーマンという感じの人。ところが、「独特なチーム経営」が、NTTに先んじて光ファイバーを各家庭に引き、いまはGyaOというブロードバンド放送を提供している、USENの独特の経営展開に寄与しているのだそうです。

 その後宇野氏は,独特なチーム経営を実践していく。その一つが,長い会議とスピード経営である。ブロードバンド放送「GyaO」など新事業を始めるときは,1回2〜5時間もの会議を何度も重ねて,役員や社員の意志をまとめ上げていく。この会議は深夜から始まったり,土日に開催したりすることも多いが,社長が率先して仕事をしているだけに,社員は付いてくる。あらかじめ長い会議で意志が通じているからこそ,速いスピードでサービスが生まれる。


 例えばGyaOは,宇野社長が「ブロードバンド放送を無料でやるとどうかな」と加茂正治副社長に話したのが2004年12月下旬。2005年正月明けに役員会で新事業として進めることを決定し,毎週末の長い会議を経て,4月にはサービスを開始したのだ。会社としての意志決定からサービス開始まで,たった3カ月しかかかっていない。さらに開始後1年強の2006年5月にGyaOは,登録者数が1000万に届こうとしている。

会議は立ったまま(ダラダラしないため)、が流行する中、これもあり?!、と思わせるものがあります。が、長時間会議をしている会社は他にも山ほどあるはず。やはり問題は中身とリーダーシップ!?