2004-01-01から1年間の記事一覧
私がここでよく引用していた、梅田望夫さんのブログ、この年末で終了なのだそうです。(最終回号はこちら)私はここからブログの可能性を教えてもらい、ネット世代とPC世代の違いの感覚を共有し、ネットという「高速道路」の中で世界が変わっていく様子を見…
どうしてこの話を思い出したかというと、昨日、子どものちょっとした病気のことでいろいろインターネットを検索していたら、出てきたんです、大学時代、日仏学院で一緒のクラスで勉強した、小児科医の人が。ちょうど同じような症例がでていて、そのアドバイ…
先々週だったか、週末のJ-Waveの番組(金子奈緒さんの番組だったかなぁ?)に、ロバート・ハリスさんがゲストで出ていて、彼がオーストラリアでビジネスがある程度軌道に乗って、ギャラリーがうまくいくようになった頃に、バリ島に休暇に行った話をしていま…
今朝の朝刊(朝日、12/28、火)では、論説委員の早野透がポリティカにっぽんで、坂野潤治『昭和史の決定的瞬間』(ちくま新書)に言及し、「改革」と「戦争」への熱狂はセットでやって来る、という話を紹介しています。早野氏が坂野氏の勉強会から、次のよう…
昨日(12/27、月)の朝日新聞の夕刊に、金子勝が論壇時評で、山田昌弘『希望格差社会』(筑摩書房)について言及していました。例のパラサイトシングルを書いた学芸大の社会学の先生です。努力しても報われなくなる、その絶望感が社会を二極化していく、とい…
さて、学者らの間で、「知」の性質が変わってきているという話があります。昔は教員はすべてを知っていてそれを「知らない」学生たちに伝授してきたわけですが、例えば、65億個ある(のかな?)人間のDNA配列を全部記憶している学者なんていないわけですね。…
私はMacユーザー(信者、とも呼ばれますが…)です。ウィンドウズファンの皆さんからは、あれこれ言われますが、いまは兎も角ウィルスにやられる可能性が圧倒的に少なく、XPの設定に四苦八苦することを考えると、初心者にとってはやっぱりMacの方がいいんじゃ…
クリスマスおめでとうございます。カトリック教会の晴佐久神父という人は興味深い人です。彼の毎週の説教はインターネットで読むことができます。クリスマスより少し前ですが、11月の死者の日あたりの説教(11/14)がなかなか読ませます。自殺も止めてしまう…
遂にこういう記事も出てきたんですねぇ。c|net、12/22のニュース「私はブログで会社をクビになりました。」で、アメリカのデルタ航空で働いていたフライトアテンダントの女性が、「ウェブ上で不適切な制服姿の写真を公開した」という理由で解雇され、現在撤…
上田知事は教育委員に、元「新しい歴史教科書をつくる会」の高橋史朗氏を任命すると発表しています。読売2004年12月20日「体験学習、感性教育の重要性を説いており、教育改革に尽力してほしい」と知事は期待しているのだそうです。私は、TVタックルで上田衆…
2週間前くらいだったと思いますが、J-WaveでSuzanne VegaのTom's Dinner(聴けます)がかかって(Solitude Standingというアルバムからです)、ひっさしぶりにこの曲聴いたのと、Tom's Dinnerというのが曲名だったことを思い出しました。人間の(私の?)記…
という標語、結構たくさん使われているんですが。(写真は渋谷のクリスマス) でも、実際に11月頃から、毎週、わが教会には若い、しかも男性が来るんですよ。「ミサに出てもいいですか・・・?」というのりで。びっくりしますね、何か求めている人は多いんで…
先週、アメリカIBMが中国のPCメーカーであるLenovo(聯想集団)にPC事業を売却することを発表しました。この件について、JMMでUFJ総研の山崎元さんが、中で働いている人間にとって、この買収劇が何を意味するかについて解説しています。 さて、今後、Le…
今晩は某都内の「月の雫」で一つ忘年会をやったのですが、鍋料理セットで何千円+1300で飲み放題、というやつだったのですが、どういう訳か、「そんなに俺たちゃ飲まないよねぇ」というのりになり(ちょっとほんとは飲んじゃいけない人もいたんですね、“自主…
コロンビアの正教会で、一人の司祭がインターネットのための聖人に誰が相応しいか、探しているのだそうです。Noticias RCN, Martes, 14 de diciembre - 2004 候補者は、9世紀のニケアの司教、聖フェオファン隠修士、または5世紀のコンスタンティノープルの司…
米Wikimedia Foundationの「Wikinews」は面白そうです。IT Proの「誰でも自由にニュースを投稿できる,Wikimediaの新たな試み」(要、無料登録)で紹介されています。 米Wikimedia Foundationといえば、ネット参加者が共同で作成進化していく百科事典、Wikip…
日経のIT Proでも、読者の意見に答える──「心の病の悲惨な実態」についてという特集を組んでいます。もとねたは、先月の、日経ITプロフェッショナル誌が行ったアンケート結果を公表した記事、アンケートで分かった「心の病」の悲惨な実態です。 コンピュータ…
梅田望夫・英語で読むITトレンド]インターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞の話。 これはもともと、伊藤直也氏のエントリー、インターネット時代のエンジニアの価値にある話の元ネタです。 伊藤氏はソフトエンジニアが、ネットの発達によっ…
東京から岡山までのぞみに乗って、橋を渡って高松、その後、三本松という徳島寄りの町に行って、松山に戻ってきました。2泊3日、四国半周(までいってないか?)の旅です。瀬戸内海はきれいですねぇ。 出張中、たくさんの宗教関係者の声を聞いたのですが、い…
梅田望夫さんのとこにゲストブログで、株式会社はてなの伊藤直也さんが書いたブロードバンド、ハードウェアの低価格化、オープンソース、XML技術の到来がもたらしたものがなかなか面白いと思います。 コンピュータもネットも急激に安くなったおかげで、とく…
後半部分に以下のようなテーマも出てきます。 そこで課題になるのは「大企業の中にいる社員は、どこまで個人の情報発信が許されるのか?」という点でしょう。これは、この座談会に参加している1人、グループBlog「FPN」編集長の徳力さんの「誰もが個人の看板…
[渡辺聡・情報化社会の航海図]メディア産業座談会というエントリーで、情報のコモディティ化という問題を取り扱っています。 「でも、(何かを生み出しているのではなく)情報を紹介しているだけ、という面はありますよね」。CNETのこの連載もこの一言の範…
このことば、なかなか宙で覚えられないんですね。新しくブログをはてなで始めたいきさつに関係することばです。ブログをやると、当然いろんな人が見るということですね。 これは梅田望夫さんの2月のエントリー「Blogを書くことの心理的負担とそれを上回る魅…
この写真は、栃木県・佐野教会です。いや、遠かったんです。東北本線で久喜までいって東武伊勢崎線で館林まで、そこから別の東武線(なんだったか忘れました、1時間に1本)に乗り換えて、もう一息。車がないと駄目ですね。 手前が古い聖堂ですりガラスに十字…
なかなか面白い話、と思います。 11月17日付・読売社説(1) [外国人参政権]「法案も審議も筋が通らない」 ====================== 重大な疑問を抱かせる法案であり、審議である。 衆院の「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に…
なんでも「世代論」に帰結させない、というのが、合理的に物事を考察して、論を張ろうとする人たちの紳士協定のようなところがあるのですが、[梅田望夫・英語で読むITトレンド]ゲーマー世代の若者といかに付き合うかは、やっぱり面白く、なるほどそうかも…
多くの場合、Yahooがどこを買収しようが、Googleがどういうサービスを始めようが、日常生活には関係ないわけですが、渡辺さんのブログで紹介される、メディアとネットの関係の話は、ニュースがどう届いていくかの話なので、“もろに”関わる話になります。 今…
いまさらですが、先日本屋で遠藤(周作)さんの『私のイエス』を見つけ、読みました。 もうこんなあたりは、遠藤さんの作品の中では読んでて当然なものでしょうが、こういう、自分自身の信仰告白のような本があるのは知りませんでした(もっとも、私はほとん…
テレビでアメリカの大統領選直前の報道を見ていると、TBSがブッシュ大統領の支持基盤として福音派(エバンジェリカル)キリスト教の人たちが大きな役割を果たしている、というニュースをやっていました。おそらく、これは今に始まったことではなく、もと…
先日の関西出張の最後は京都でしたので、日曜の夕方、新幹線に乗る前に、京都の駅前の東本願寺に寄ってきました。私にとっては落ち着く空間で、昔から好きなところ、伊勢神宮と並んで、祈りに導かれる非常にホーリーな空間です。ここの阿弥陀堂(=写真)は…