私、ブログで会社をクビになりました
遂にこういう記事も出てきたんですねぇ。c|net、12/22のニュース「私はブログで会社をクビになりました。」で、アメリカのデルタ航空で働いていたフライトアテンダントの女性が、「ウェブ上で不適切な制服姿の写真を公開した」という理由で解雇され、現在撤回の訴訟中だそうです。
渡辺聡氏のブログでたびたび、企業で働く人間がブログを書くことの緊張関係について話題が提供されていて、そのことは12/02のエントリーにも書きましたが、勤め人がどこら辺まで書いていいか? というのは、まだ誰にもよく分からない領域、頭を悩ませる問題のようです。アメリカではこういうケースがでているのですね。上の記事中に、同様に解雇された人からネット上で連絡を取り合っている話も書かれています。このフライトアテンダント以外にも、そういうケースはあるのですね。
実際、会社に損害を与えるようなケースもあるでしょうし、クビにしたい人間を、口実としてブログを使ってクビにしたケースもあるのではないかと思います。まあ、ブログやる人が相当数いれば、いろんな状況が生まれるのも必然、というところですね。ネット上の実名性が先行しているアメリカではこうなっていますが、じき、日本でも同様のケースがでることでしょう。