危ないデカ、じゃなくて部下、だそうです

quelo42006-09-29



日経ベンチャーで、「『危ない部下』への対処法」という特集を組んでいます。(『日経ベンチャー』9月号の特集からとのこと)
権限の大きな社員が暴走して大損失を出すケース、異動などで不満に思って怪文書を出すケース、未成熟で個人の成果もチームワークも達成できないケース、について対処法など、書かれています。
「日経ベンチャー」だけあって、特に中小企業の規模で、ある日社長がびっくり!といったケースが書かれているので、家の事務所なんかにもぴったり当てはまるような話が満載です。早めに上司が関わる、といった分かり切った話ではあるんですが、結構こういうの、これまでさぼってきているなぁ、と思われます。未成熟社員に上司以外の“メンター”をつける、というアイデア、これなんて、結構いけそう!と思いました。


まとめの部分で、「割れ窓理論」で、ともかくどんな小さな不正や不適切行動にも、早々に対処することの重要性を説き、弁護士への相談も早めはやめにしながら、対処することを訴えているあたり、当たり前なんだけど、ほんとにこれやってないなぁ、それでこじれてるなぁ、と思わされる内容です。「そんなこと言われなくても分かってる」と思う方こそ、あらためてこれ読むと、実践にいますぐ役立つ内容でした。