200人いても特定の人に向けてプレゼンする!

quelo42006-09-12



日経に載っていた、マネックス証券松本大社長のプレゼン術の記事です。「第3回 マネックス証券社長兼CEO 松本大さんに聞く:特定の誰かをいかに説得するかその結果がすべてです」nikkeibp.jp2006年9月11日


まあ、よくあるハウツーもので、ただ解説している人が有名な松本社長というところが説得力ではあるのですが、以下のくだり、面白いですね。

そもそも不特定多数に対してのプレゼンテーションなどは存在しません。誰か特定の人に対するプレゼンしか意味はない。


講演会などでプレゼンをする機会が多いのですが、その場合でもあらかじめすべての参加者のリストを主催者から見せていただきます。200人以上参加するような場合でも同様です。どんな会社のどんな部署のどんな役職の人が参加しているのか。それを意識して、その人のプロフィールを頭に入れてプレゼンをします。そうすることでどういう話をすれば、彼らは説得されるのかを考えます。そうすることでプレゼンの効果は飛躍的にあがるのです。


プレゼンは、情報を相手に伝えるもの。相手を説得するために、何が必要かを常に考えなければいけないでしょう。

というわけで、私らも、なんやかや、大人数を前に話をしないといけない機会がときどきありますが、この、「200人いても参加者名簿を確認する」という精神、大切だと思いました。