「見える化」とは？

マネージメント講座でよく言われることですが、可視化することで問題に迫ると言うことは必須だ、という話です。「企業内で発生した問題を正確に把握するためにも「見える化」は極めて有効な方法、早稲田大学遠藤教授から「現場学」を学ぶ！」（nikkeibpインタビュー25）（遠藤功『現場力を鍛える?「強い現場」をつくる7つの条件』、『見える化?強い企業をつくる「見える化」の仕組み』＝写真）

「見える化」は、「現場力」という企業の競争力を高めるための方法論であり、「現場力」の中核コンセプトです。「現場力」と「見える化」は車の両輪、もしくは裏表の関係にあります。「現場力」を強化するには、「見える化」は不可欠ですし、逆に、「見える化」ができなければ、「現場力」を強くすることはできないからです。

　では、「現場力」とは何か。私は、「現場が自分たちで自律的に問題を解決する能力」と定義しています。問題を解決するには、当然、問題が発見されなければいけません。発見されない問題が解決されるわけがありませんからね。その問題を発見するためのしくみが、「見える化」なのです。

まあ、詳しい話は本編と、著書で。うちの事務所でも大事、と思いましたが、各教会や寺社でも、信者・檀家が活き活きと生きられるように、こういう方法論を勉強することは大切じゃないかな、と思います。