時間を稼ぐということ:本当の勝負の分かれ目


部品工場が工期を信じられないくらい短縮する話。やっぱり日本の経済はこういうところが支えてるんだ、という話。あきらめないで粘り腰が大事、か。

この「時間」という価値を「際立たせる」ことに成功したのが、株式会社インクスという企業だ。インクスは、携帯電話の金型製造をその事業の柱の一つとしている会社であるが、それまで45日要していた金型製作日数を45時間に短縮することに成功した。インクスの顧客である携帯電話メーカーは、市場で激しい開発競争を強いられている。金型が早くできればそれだけ「旬の製品を旬のうちに」出すことができる。ではインクスという会社はどのようにしてこうした“偉業”を成し遂げたのであろうか。

「時間の経済:旬の製品を旬のうちに」日経、2006年4月6日 10時47分


「教えるのではなく感じさせよ ものづくり職人の人づくり術」2006年4月20日 木曜日=ともに、真弓 重孝