社会

NY、クィーンズの教会:移民の人たちの話

NYTimesのビデオから。(いつまでもあるわけじゃないでしょうが・・・) 「The Cultural Tides of Far Rockaway」 (ちょっと重いので、出てくるまでに時間が掛かるかも、です)<写真もNYTimes> The struggling congregation at St. Mary Star of Sea Chur…

“マシ”な民主党

確かに、民主党がどんなでも、いまの自民党よりは相当マシ、な感じ。タカ派的、企業寄りの論考の著者だが、今や、右から見ても左から見ても、自民党は内輪もめしかしてなくて、見るに堪えないところに来ている。(財部誠一の「ビジネス立体思考」「液状化す…

言い換えでイメージ変えちゃうのは、やっぱり「隠蔽」だなぁ

最近の雇用情勢について、辛口コラムがここに(「『ハケン切り』の品格、『派遣切り』(用途:労働問題を真面目に考えたくない際に)」小田嶋 隆、2008年12月24日) 派遣切り、と気楽に言うが、そもそも派遣は切るための雇用制度。派遣などという労働形態を…

新しい在り方の尊重に、新しい言葉

最近、というか数年前から、記事中に「ダブルの子どもたち」という表現を使っています。これは、以前(というか、今でも一般的には)「ハーフ」と呼ばれている人たちのことを指して使っている言葉です。つまり、両親が違う国籍を持っている人、多くの場合、…

玉三郎さんって、すごいなあ

またまた「プロフェッショナル」から。茂木さんって、これだけ短い行数で、これだけの内容を書き込めるのってさすが、と思います。何というか、認識したことを、非常に整理した形で、コンパクトに頭にしまっていくのが本当に上手いんだろうと思います。だか…

中国の人たちったら・・・

宗教事情を見ても、中国政府はカトリック教会といよいよ接近しているようで、目が離せないところですが、やってくれました! 「Viiはゲームまでも“Wiiもどき”なのか遊んでみた!」(山谷剛史の ニーハオ!中国デジモノ、2007年12月10日) みなさんは「Vii」…

この本、こんなオチになってんですね!!

いつもコメントくださる仙人さんに聞くまでもなく、私の同級生など近い先輩後輩などの大学関係者が集まるたびに、就職難がさらに進んでいることが話題に上ります。そんな関係もあって、最近評判の水月昭道著『高学歴ワーキングプア』のことも、よく聞いてい…

死刑は会議室で行われるんじゃない、現場で起きるんだ!(by青島刑事)

キリスト教は社会の問題についてなかなか明確な発言ができなかったり、最新の科学的知見について、時代遅れな対応しかできなかったりしますが、こと死刑については、カトリックはかなり決断的な態度で反対しています。 で、最近、某鳩山法相が乱数表で次に誰…

転職を繰り返し年金が心配なあなた(と私)へ

経済評論家の森永卓郎さんが年金記録を確認しに行った話、大変参考になります。(第87回 転勤や出向で年金が宙に浮く可能性、日経BP6月25日公開) わたしの場合、学生時代に任意加入の国民年金を支払っており、その後、日本たばこ産業、三井情報開発、UFJ総…

ワタミの渡邊美樹さん=効率優先主義のようではありますが・・・

最近、コムスンの介護事業買い取りでも話題になっている、ワタミの渡邊さんの話が日経に出ていました。(渡邊 美樹「あなたのお金は、直接民主主義の一票です」2007年6月21日) もう、国には頼らない。 (NB online book)作者: 渡邉美樹出版社/メーカー: 日経…

「村おこし詐欺」の暗い話・・・ちょっと古い記事ですが

夕張市は春の地方選で新しい市長も決まり、少しずつ再建が始まっていることだと思いますが、まだまだみなさん苦労が続いていることでしょう。こうした弱い自治体こそ虫がたかって市の財政を食い物にされたわけで。夕張市の一件があって出た、他の村おこしに…

憲法改正・・・正直私はここら辺

田原総一朗が、自分はだいたいこのくらい改憲派、というように表明しています。「憲法改正は是か非か、60年の節目に改めて問う」(2007年5月10日)。70年安保の話など、面白いですよね、時代を少し引いて見るとまったく批判は違っていたことが分かる。 私の…

カップヌードルリフィル

これは本当に、環境にいいのでしょうか・・・・? (4月1日だったりして???) <ECO JAPAN/BOHAS:気持ちよいエコ的“物欲生活” 第9回 「カップヌードルリフィル」の巻 〜詰め替えできるカップヌードル誕生> そこでこの3月、環境にやさしい、詰め替えが…

マンション購入の恐ろし〜話、当世住宅事情

知り合いの住む八王子の旧住宅公団が立てた分譲マンションの建て替え騒動が、すでに本になっているとは知りませんでした。(=写真『マンション崩壊 あなたの街が廃墟になる日』山岡 淳一郎 (著) ) 700戸からある大住宅団地でそのすべての棟が欠陥住宅で、…

“見えないレストラン”視覚障碍者のため、だったんですね

一般ニュースで、“見えないレストラン”がスイスで流行っている、というのをやっていました。中がともかく真っ暗なんです。で、右も左も分からない中で一流の料理を食べる、という話。しかし、なぜこれをやっているのか?という好奇心が足りませんでしたね。 …

憲法改正の手続き法案が論議されていますが・・・

私はこちらの意見に近いなぁ・・・田中秀征「国民投票法案よりも改憲の中身を議論せよ」NikkeiBP 2007年3月15日 自公民が合意して早期に成立させるべき ================== さて私はこの「国民投票法案」が、与野党双方が考えるような重要…

「一人暮らし」が日本で最も標準的な世帯

いわゆる市場調査ネタですが、博報堂の人が書いた記事で、これからは独り暮らし世帯を中心に日本社会は回っていく、という10年後の姿が紹介されています。(「最近、腹のたつことが多くはないですか? “新”日本モデルの台頭」NBOnline 2006年11月22日 水曜日…

「8月15日と南原繁を語る会」の話、by立花隆

またまた、日経の立ち話(←正しくは立花氏)のコラムで、「8月15日と南原繁を語る会」(講演内容についての紹介はありませんが、今後ここで参加者の感想など掲載される予定だそうです)について、いくつかの話が書かれています。(「立花隆:小泉首相“開き直…

靖国に関する昭和天皇発言について、文藝春秋に徹底検証があるそうな

日経の立花隆のコラムで昭和天皇のA級戦犯に対する心情について書かれた「富田メモ」について、文藝春秋に検証記事があるそうで、これがなかなか詳しく興味深い内容のようです。(「立花隆:天皇はなぜ参拝しないのか、「心の問題」論と靖国神社」2006年8月…

ネット募金という手があったか!苦戦するネット募金,もう一捻りしてみませんか?

仕事柄、いろんなNGOに取材に行くことが多いのですが、彼らにとって何はともあれ、頭の痛いのが経済問題。ほんとに寄付頼みで、何とかお金が集まればいいなぁと思うところばかりなので、以下のネット募金の話、寄付する文化の薄い日本でも上手い方法が見つけ…

所詮世の中銭なのね・・・中東あたり

まあ、そんな素朴でナイーブなことを言うのもはばかられますが、やっぱりカネかぁ・・・の記事。 U.S. Speeds Up Bomb Delivery for the Israelis By DAVID S. CLOUD and HELENE COOPER The Bush administration is rushing a delivery of precision-guided …

批判は相手に届ける勇気と誠実さがないと単なる自己満

靖国神社を尋ねた日本在住の中国人の研究者の話です。おもしろいですよ。今回はその続編。お互いに建設的に批判しましょう、というお誘いです。(「靖国神社」の反響の大きさにびっくり、nikkei 2006年7月13日 木曜日、宋 文洲) 昔、冷戦時代に、ほとんどの…

十代にしか聞こえない嫌な音!

「授業中でもケータイOK!? 大人になったら聞こえない着信音!!」という日経の記事で、高周波が20代後半から聞こえなくなる、という話が書いてあります。 元々これは若者を“蹴散らす”ために、イギリスで開発された、若者だけが聞こえる「嫌な音」のようですが…

「グリーン電力証書」って知っています?

「風で動くインターネット」へ--はてな、全サーバ稼働分の電力を風力発電へ 日頃お世話になっている「はてな」のニュースですので、載せてみました。 はてなは6月15日、日本自然エネルギーと契約し、年間30万kWhの電力を風力で発電するよう委託すると発表し…

右派論客陣の問題

5月9日の朝日夕刊に宮崎哲弥氏が「進む保守思想の空疎化−『新たな敵』求めて散乱−現実主義すら失調」という評論がありました。 自分の仕事の範囲で、保守、ないしタカ派で論陣をちゃんと張ってくれる人がいなくて困っていましたが、これは私の周りだけの問題…

シミュレーション、スパイゲームでのtraining

スパイ映画さながら--新チームワーク訓練プログラム「The Spy Game」とは

UNHCRのこと、緒方さんが本にしたそうです

緒方貞子氏のUNHCR回顧録『紛争と難民』(原題は『The Turbulent Decade』)が出たようです。JMM『オランダ・ハーグより』の国連職員、春具(はる・えれ)さんは、「書評者だけでなく読者も習熟を経て著者と同じ地平線に立つことを要求する書物」と評し…

日本人である、ということ。教育において+宗教経験において

教育基本法改正について調べていて、文科省の資料サイトで、有識者公聴会から中根千枝先生のコメント発見。なかなか頷かせるものあり(中根先生、既に“名誉教授”になっていたのか、との驚きもあり、それもそのはず、ことしで御年80歳!)。 インドとの比較で…

Sharing is Daring

<仕事が詰まっていて、書きたいことがたまっています。by quelo4> 言い古されているかなぁ、Sharing is Daring. いいフレーズだと思いません? ハーバードで始まる、Free Culture イベントのタイトルだと言うことです。(c|net, Lessig Blog (JP), 「ハー…

右派論客の嘆き

産経OBで、『諸君』などにも寄稿する政治アナリスト、花岡信昭氏が、ネット上での論争に巻き込まれ、辟易としています。nikkeibp.jp mail朝刊、2006/04/05、「花岡信昭:これでいいのか、ブログ世界の理不尽な未成熟さ」より。<写真が問題?のシーン> この…