憲法改正の手続き法案が論議されていますが・・・

quelo42007-03-16



私はこちらの意見に近いなぁ・・・田中秀征「国民投票法案よりも改憲の中身を議論せよ」NikkeiBP 2007年3月15日

自公民が合意して早期に成立させるべき
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 さて私はこの「国民投票法案」が、与野党双方が考えるような重要法案かどうか、疑問を抱いている。
 私はこの法案についてこう考える。
1.同法案は、憲法96条の「改正条項」を受けての当然の法整備。できれば憲法制定当時に整えておくべきだった。
2.したがって、法整備は早ければ早いほどよい。
3.ただ、これは手続き法だから、より多くの党の賛成を得ることが望ましい。連立与党で強行採決など論外のこと。
 今まで与党側は「自公民3党で成立を期すことが望ましい」(太田公明党代表)として、民主党との共同修正案づくりのための協議を重ねてきた。既に部分的に合意が成立。残された部分も十分合意が可能である。

加えて、・・・実際の投票も、自民党の新憲法草案のように丸取っ替えではなくて、逐条毎に投票する方式でなければ、どこに賛成して反対するのか表明できなくて、おかしいでしょう。アメリカの州法などに関する直接投票は、いい制度だと思っていました。
どちらにしても大事なのは、選挙権を持つ一人ひとりが政治に対して直接参加する意識をしっかりもてるかどうかじゃないかと思います。それなしには、どうやっても政権にいいようにやられるでしょう。憲法変わらなくても、実際には自衛隊がいて、海外にも出て・・・となっているわけですから。