“見えないレストラン”視覚障碍者のため、だったんですね

quelo42007-03-19



一般ニュースで、“見えないレストラン”がスイスで流行っている、というのをやっていました。中がともかく真っ暗なんです。で、右も左も分からない中で一流の料理を食べる、という話。しかし、なぜこれをやっているのか?という好奇心が足りませんでしたね。
このレストラン、1999年にオープンした、チューリヒのblindekuhの目的は、視覚障碍者への理解を深め、晴眼者との溝を埋め、視覚障碍者のための雇用創出、が目的なのだそうです。視覚障害者の牧師さんが始めた財団になっている、と聞いて、なるほどと思った次第。「“見えない”を体験できる暗闇レストラン 」NikkeiBP2007年3月14日(レストランに入るときはこんな感じだそうで<同ページより>)

 目の不自由な人と同じ環境が体験できる暗闇体験レストランと聞いて、何をイメージするだろうか。目隠しをして食事をする? いや、そんな生易しいものではない。明かりのない真っ暗な部屋で食べるのだ。注文は、明るい入り口で自分で選ぶ。であるにもかかわらず、真っ暗闇では何を食べているかよく分からない。そんな不思議な体験ができるレストランが、ヨーロッパをはじめ、ニューヨークやロサンジェルス、オーストラリアでヒットを飛ばしている。

このblindekuh創始者のユルグ・シュピールマン氏にインタビューしたいものです。それにしても、レストランで食べてる写真も真っ暗で、これも体験になります・・・