社会

ミメティスム・・・アラン・ブロサ

朝日の夕刊コラムにパリ第8大学の、政治哲学者、Alain Brossat 氏のインタビューが載っています(相変わらずネット上では見られないので、多めに引用しますが)。<著作の邦訳はないようで、『世界』2月号に「フランス暴動の真相−誰が火を放ったのか」がある…

全く状況の違う人たちのことを考えるとき、

JMMの各曜日の書き手の中で、今まで言及したとこがないと思いますが、今回はオランダ・ハーグ在住の国際公務員、春具(はるえれ)さんのエントリー「父の言葉」(JMM[JapanMailMedia] No.362 Friday Edition 2006年2月17日発行)です。 スコット・フィッツジ…

小泉首相が年頭会見で中韓を再び刺激した理由

論座2月号について、立花隆がその「効果」について解説しています。nikkeibp.jp 02/16 夕刊 ●立花隆:朝日・読売の論説トップが批判 小泉靖国外交の危険な中身(写真は3月号、出たなホリエモン!) 1月10日ごろだったと思うが、ある自民党の有力者から電話を…

ヒューザーという会社

今日、新聞夕刊で見たので、どうしても書いておきたいのですが、構造偽装の主役の一人、ヒューザーという土建屋さんの名前の由来は、「ヒューマニズム」と「ユーザー第一主義」の造語だそうで。ギャグにしてはブラック過ぎて、全くようゆうわぁ、であります。

南米は選挙の年

あまりニュースを追えていなかったんですが、気がついたらラテンアメリカはことしから来年にかけて選挙の年だとのこと。右の地図で解説してくれるBBCを見ても、多くの国で選挙が続くのが分かります。この中で、先週ボリビアでは初めての先住民族出身の大統領…

地雷に花を咲かせましょう!

村上龍のJMMにでている、デンマークに住んでいる高田ケラー有子さんのレポートで、デンマークの学校のやり方(例えば、週に一回「森の日」がある!!)など、日本の制度の中で窮々としている大人たちと、させられている子どもたちには、「あちらの方がまとも…

ちょっと遅いですが、総選挙結果など

いろいろ各紙誌、選挙結果を解説していましたが、まあ、投票しちゃったんだから、やっぱりパンピーが悪い!ということになるかもしれません。この選挙結果に文句があるのであれば、ですが。 というわけで、それを端的に表したことばが以下の通り、かなと思い…

改憲派の自民党の人たちの話・・・

やや旧聞に属する話ですが、依然としてホットな話題でもありますので、書かせてもらいます。<写真は、おすすめDVD、映画 日本国憲法 [DVD]です。> 昨年の暮れくらいだったと思いますが、ジャーナリストの斎藤貴男さんが講演会で話していたことです。 慶応…

差別と闘う「曖昧化」としての「going in」

【Lessig Blog (JP)】というc|netにある、コンピュータ関連のブログですが、[Jennifer Gerarda BrownによるゲストBlog] ■Gay Like Me(2005年06月10日 05:57)の中で、レッシグ自身が書いたRegulation of Social Meaning という論文に関連して、「差別」を生…

小倉さんのこと

宅急便の小倉昌男さんが亡くなりました。(ヤマト運輸のお知らせ) 新しいアイデアで流通に風穴を開けていった人、運輸、郵政といった行政による規制の壁に次々に挑戦し続け打ち破っていった人として有名ですが、社会福祉に尽力したことでも有名です。銀座に…

中国人のデモ〜その2

もうひとり、上海で工場を経営している平野さんという方の寄稿も紹介してみたいと思います。(同じく、引用長目です) 2005年4月16日、上海では2万人とも言われる「反日デモ」が行われた。これは、先週の北京・シンセンのデモに触発されたもので、1…

中国人のデモ

もう1ヶ月前の話になりますが、中国でまだ盛んにデモをやっていた時代(何だか、遠い昔のことのような気もしますが・・・)、Japan Mail Magazine では中国にいる日本人からのいくつかの声が掲載されました。「今さら」な情報とも言えますが、やっぱり立って…