ちょっと遅いですが、総選挙結果など


いろいろ各紙誌、選挙結果を解説していましたが、まあ、投票しちゃったんだから、やっぱりパンピーが悪い!ということになるかもしれません。この選挙結果に文句があるのであれば、ですが。


というわけで、それを端的に表したことばが以下の通り、かなと思いました。2005年9月19日発行 JMM [Japan Mail Media] No.341 Monday Editionから、経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員:山崎元さんのご発言。

 開票当日のある選挙報道番組に寄せられた視聴者の女性のメールが記憶に残っています。「私は、郵政民営化には賛成なので今回は小泉さんの自民党に投票しましたが、年金問題イラク問題、拉致問題などについて、小泉さんの政策を支持している訳ではありません。小泉さんには、この大勝で全てが支持されたという勘違いをしないで欲しいと思います」という内容でした。


 しかし、読者もお気づきでしょうが、「勘違い」をしたのは、この女性のような有権者の方でしょう。郵政民営化とその他の諸問題について、後者が重要だと思うなら、投票行動自体をもっと考えるべきだったということです。「これが争点だ」と言われたものを本当に争点だと思わなければいけないと信じるようでは、人間らしい判断力を発揮しているとはいえません。

少なくとも、現政権、ないし現首相に一家言あるようなインテリ派は、だまされちゃいけませんよね。300議席も取らせたのはあんたの責任ですからぁ!ざんねぇ〜ん、であります。


この4年間、何があろうとも、ことしの教訓は、忘れずに、活かしましょうね、としか言いようがない。