宗教

神とは、神の存在とは?

太田道子さんのことを検索中に、Karposさんのブログに行き当たる。これ、いいですねえ。 問題は、人間の作り出す諸々の社会の制度や価値を最終的権威とするのか、それとも自分の内面により確かな世界がもてるか。自分の内面に一つの精神世界をもち、人間は時…

玉三郎さんって、すごいなあ

またまた「プロフェッショナル」から。茂木さんって、これだけ短い行数で、これだけの内容を書き込めるのってさすが、と思います。何というか、認識したことを、非常に整理した形で、コンパクトに頭にしまっていくのが本当に上手いんだろうと思います。だか…

教団リーダーシップのYouTubeメッセージかあ!!!

なかなかいいと思いません、こういう見せ方! 英国国教会のRowan Williams大主教が、ことしの新年メッセージをYouTubeで流しています。 「英国国教会の大主教がユーチューブ通じ新年のメッセージ AFPBB News 2008年01月01日 02:36 発信地:ロンドン/英国」 我…

5年前になかったものといえば・・・?

「bpSPECIAL/ITマネジメント 鈴木貴博:5年前にはなかった新たな市場を探してみよう」というコラムがあります。 “癒し”の地位が向上したという変化は、やはりこの5年間で起きている1つの重大な現象である。 5年前、エステやマッサージは肌を美しく保ち、疲…

2000人集めるアメリカの教会のミュージックシーン(すごい!)

「人の人生を変えよっていう物語を語るんだから、光と音楽は重要さ」 ニューヨークタイムスのルポ。カリフォルニア州ビクタービルの教会の様子。9つのバンドが会衆の年代やニーズに合わせて、日曜礼拝を担当しているようです。コンサートホールのような聖堂…

これが噂のリカちゃん

某ミッションスクールのバザーでのみ手に入るという、幻のリカちゃん。 へ〜、こんなのもあるんだ・・・という感じ。 どう思います???

最近、「新聞で、○○してくれ」、という声が多くて・・・

勘違いしてるなぁ、とよく思うのです。 だいたい内部のみなさんですが、教団の○○のためになる記事を書いてくれ、と新聞に依頼してくるんです。例えば、「もっと若者が集まるためになる記事を書いてくれ」、とか。 しかしですよ、ニュースというものは、何か…

言葉と経験

誰か、哲学者の本にこういうタイトルのものがあったかもしれませんが(ヴィトケンシュタイン orフッサール風)、先日karposさんと話していて、彼女の関心事として、「外国語で神学をやってどうでした?」というのがありました。<冬のさくら> 質問の真意は…

グループダイナミズムの使い道

きょう、karposさんと話していて気づいたこと。 H神父は自分を核として、そのカリスマにみんなを引きつけることで癒しや救いをもたらしているような印象を与えているが、実は、緩やかにみんなが集まって互いに関わり合える「空間」を創造することで、H神父…

秋の大掃除

今日はわれらが教会の大掃除。いろんな(へ)理屈を置いといて、ともかく和気あいあい、宗教関係者はそれなりに親切で、気がいいなぁ、とほのぼのします。 秋の日差しが爽やかな、屋上清掃でした。 (写真は金色に輝く、何の木でしたっけ??よく植木屋で見…

教皇の真意??

以下、Stratfor研究所のレポート(有料購読なので、以下読めませんが)、Geopolitical Intelligence Report: "Faith, Reason and Politics: Parsing the Pope's Remarks" by George Friedman,(2006-09-19 19:39:00)で、教皇によるイスラムへの批判発言に関…

かなりフェアな感じがする教皇発言へのコメント

朝日新聞の中東専門家が今回の強硬発言についてコメントしています。イスラム関係の日本人による、かなりフェアな論調で参考になります。(ローマ法王の「イスラム批判」発言、2006年09月26日 編集委員・川上泰徳) 教皇は馬鹿じゃない。うっかり引用してし…

中国の新任、劉新紅司教のインタビュー

この5月に、ローマの許可なく3人の司教が中国で任命された騒動の、中国側からの紹介記事です。「新たな変革に直面するカトリック教会」李麗『北京週報』日本語版、2006 No.32 基本的に、自分たちはローマへの忠誠をもっているし、しかし司教不在の教区が97教…

清水の舞台から突き落とす・・・

カトリックの晴佐久神父が毎週の説教を掲載していますが、6月25日の「一緒にぐっすり眠る」で、他の人の信じる姿を見て、自分も信じられるようになる、ということを書いています。 今、キリスト教の放送局のラジオで天の父の愛を信じようっていう話をしてま…

寺も教会も客商売

ちょっと負担の大きい特集記事をやっていて、ブログのアップができずじまいでした。そのときどきに読んだものは、メモ帳ブログ(clip, clap)の方に書いてありますが、こちらの方はほんとにクリップしてあるだけです。 さて、「星野リゾート」の話題。「『問…

神々の森も歩いたりして…

karposさんが去年の年末、「[本] 日本語」で紹介してくれたF.ドルヌ/小林康夫『日本語の森を歩いて』を読んだんですが、私としては、この方法論が面白いなぁ、と感心しきり。 ーー 私たちはそれぞれの言語を通して、時間や空間、つまり経験世界を構成してい…

ユダの福音だと!

外電各所に出ていますが、紀元300年前後にコプト語で書かれた『ユダの福音写本』が確認されたとのことです。「パピルス束は1700年前の「ユダの福音書」写本と確認」『朝日新聞』2006年04月07日19時00分、それから「歴史を覆す大発見! 「ユダの福音書」…

Apple30周年ということで

1976年4月1日に会社を興したAppleについて、いろいろそのダイナミックな栄枯盛衰を解説した記事など方々に出ているのですが、CNET News.com2006/03/31 08:00文:Ina Fried「アップルコンピュータ誕生から30年--盛衰を振り返る」もそのひとつ。個人的には1994…

花粉症と砂嵐

今日、書こうと思ったことは、イスラームには聖職者がいない、ということ。「宗教指導者」がいるだけだそうで。宗教指導者は、何らかの職業を持っていて、必ずしも教団側から選ばれた認定教師というわけではなさそう。イスラームについて教育を受けた人が、…

笑うムスリム

JMMのコラムで、アメリカのスタンドアップコメディアンで、ムスリムの人が受けているようです。 <No.361、2006年2月11日発行 ■ 『from 911/USAレポート』第237回「風刺画事件と静かなアメリカ」 ■ 冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住)>…

私の理想の人たち

まあ、こういう事書くのもどうかと思いますが、私にとって、こういう人でいたいなぁ、と思われる理想の人が2人います。こういうふうに終わりたいなぁ、かもしれません。 一人は、誰にも説明のしようがないのですが、アルゼンチンで一緒に働いたフリアの父ち…

厳しいですねぇ

『二次セクハラ清泉女子大学裁判』の感想(JanJan「今週の本棚」2006/01/06)という書評がでています。 カトリック系の女子大、清泉女子大で起きたセクハラ裁判の顛末を、原告の講師の方が記録した本、秦 澄美枝『二次セクハラ清泉女子大学裁判―大学の責務と…

日本のクリスマス、斯くの如し

「a site without a view」ブログで、信者でない方が、クリスマスにサレジオ教会に行った体験談が書かれてあります。教団側も、こうした意見をもっと聞いていかなきゃならんでしょうねぇ。 粛々と進行するどう考えても偽善的で時代錯誤なカトリックの儀式に…

Σな話

12月22日のエントリーのコメントが長くなってしまったのであらためてここにエントリーを立て直します。 Σの話 ドグマを決して否定するのではないですが、私はキリスト教性と考える時には、「受け手」がどう感じているか、を捨てるわけにはいかないと思うわけ…

「科学哲学」という領域

とっても疑り深い人たちの話です。 万有引力なんてほんとはない、ああいうのは、科学者たちのグループの中での作り話だ、という人たち(社会構成主義、というらしい)がいます。多分ちょっと変わり者の屁理屈、かもしれないんですが、これに哲学者たちが正面…

科学哲学という「方法」とキリスト教神学

『科学哲学の冒険』という本を読みました(=写真)。内容的には、 科学的実在論と自然主義の立場から、科学哲学の現状の大きな見取り図を、対話形式のきわめて平易な言葉でスッキリと呑み込ませてくれる。 主要な仮想敵として設定されるのは、思想界・哲学…

元カトリックの自爆テロリスト女性

NYタイムズの6日の記事、Raised as Catholic in Belgium, She Died as a Muslim Bomber(カトリックとしてベルギーで育ち、ムスリムの自爆テロリストとして死す)によると、ベルギー人の38才の女性、ムリエル・デゴーグが初のヨーロッパ人自爆テロリストとし…

宗教でも学歴は大事??

この前、知り合いの宗教学者の人と話していたら、昔、都内にあるある新しい宗教団体を調査したところ、そこは学歴主義だったとのこと。信者に「ステージ」のようなものがあって、東大でていると最初の何段階かは飛ばせるんだそうです。そういやぁ、各新宗教…

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Cardinals beat Padres!! ・・・(NYタイムスの見出しから) やっぱり、神父じゃ、枢機卿にかなわなかったか・・・

というかなんというか、

身近な方が交通事故で先週末に突然亡くなって。同年代で、子どもの年代も一緒で。まいったなぁ、です。もちろん、いうまでもなくご遺族は大変な状況です。ほんとに、祈りますが、あまりに突然で、ドラマのような悲劇で、多分、立ち直るとか、そういうことが…