宗教

人は死ぬもの

多分、ちょっと、宗教っぽい話ですが。 7月末から、戦争体験の話を仕事で集めていまして、ちょうど60年前のことを思い出すわけで、これがちょうど60年となると、当時生きていた人の証言を直接聞くことはだんだん難しく、押っつけ、30周年、40周年、50周年の…

教皇による干渉

今日発売のInternational Herald Tribune -7/12/2005(.pdfによるフロントページ)によると、フィリピンのアロヨ大統領への、国を挙げての退陣要求に関して、カトリック教会が何も言わない、と決めたことは、教皇ベネディクト16世からの指示だった、と書かれ…

人からいくら評価評判を受けたって…

ちょっと教条的なうたい文句ですが、前にも書いたかもしれない、カトリック教会の晴佐久神父の日曜の説教から、次の話いいですよ。「晴佐久昌英神父説教 2005年6月5日 9時半ミサ」 人の評判ばっかり気にするんじゃなくて、自分のもつ弱さや罪にこそ、…

教会が社会を批判するとき

以下、アルゼンチンのカトリック教会と州議会議員の間の応酬です。 アルゼンチンのDiario Hoy 紙の記事(2005-05-09)によると、 18:55 | Polemica D´Elia respondio las criticas de la Iglesia El diputado provincial y lider piquetero considero hoy "u…

ほんとかなぁ??コンクラーベ、第2候補はアルゼンチン枢機卿??

アルゼンチンの報道 La Opinion (Domingo 24 de Abril de 2005, La Iglesia latinoamericana no estaba lista)によりますと、 La candidatura del jesuita argentino Bergoglio, de 68 anos, obtuvo nada menos que cuarenta votos en la tercera votacion d…

新教皇と解放の神学者たち

カトリック教会は全体的に、当然祝賀ムードですが、幾人かの解放の神学者は、実際にラッツィンガー枢機卿に喚問されたような人たちをはじめ、警戒しているようです。 ボフは相当きつい言葉で、「教会が偽善地獄になるんじゃないかと心配している」と述べてい…

教皇ベネディクト16世決定!

「超保守的」と朝日の書く、ラッツィンガー師は独特の路線だと思いますので、「今回の教皇は正直、参ったなぁ」と思っている人、けっこういるんじゃないでしょうか。 レオナルド・ボフは「枢機卿の選択は受け入れるが、私が教皇を愛すのは困難」といったそう…

教皇が亡くなるとコチラも死にそうで・・・

教皇が亡くなった関係で大忙しです。しかし、外電はもとより、一般マスコミでもずっと教皇の話題が取り上げられ、教皇選挙のやり方に着いてまで細かく取り上げられているというのは不思議な感じではあります。サッカーのワールドカップ予選でイランに負けた…

ローマ教皇が亡くなりました

世界中で祈りが捧げられている様子が外電でも流れていますが、4月3日、日本時間の朝4時過ぎに、バチカンの自室で教皇ヨハネ・パウロ2世が亡くなられました。27年間の治世にいろいろなことがあり、現在も論じられる課題も残されているものの、前々任のパウロ6…