日本のクリスマス、斯くの如し

quelo42005-12-29



「a site without a view」ブログで、信者でない方が、クリスマスにサレジオ教会に行った体験談が書かれてあります。教団側も、こうした意見をもっと聞いていかなきゃならんでしょうねぇ。

粛々と進行するどう考えても偽善的で時代錯誤なカトリックの儀式にはついていけず、キリスト教系だった幼稚園以来の信仰の集いにうろたえながらも、荘厳な雰囲気の会場に響くパイプオルガンの音と美しい聖歌隊の歌声は、いろんな些事を洗い流してくれるようで気持ちよかった。途中からは自分でも合唱に加わってしまったり。
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ミサ自体は正直一度でお腹いっぱいという気分ではあったが、繰り返し聞かされて自分の根っこに染みついているというわけでもないのに賛美歌があんなにも心に訴えるのはなぜなんだろうとしばらく考えてしまった。それと、出口でシスターに「クリスマスおめでとう」と声をかけられたのがよかった。いつも澱のようにたまっていくもやもやした気持ちをスッと浄化してくれたような。

もう一工夫必要なんちゃう? または、このくらいの距離感がちょうどいいのか? どうなんでしょうねぇ。