寺も教会も客商売

quelo42006-06-02



ちょっと負担の大きい特集記事をやっていて、ブログのアップができずじまいでした。そのときどきに読んだものは、メモ帳ブログ(clip, clap)の方に書いてありますが、こちらの方はほんとにクリップしてあるだけです。


さて、星野リゾートの話題。「『問題解決を請け負うウルトラマンを養成』、星野リゾート」日経ビジネス2006年6月2日 9時3分、からです。


よくテレビや雑誌に出ている3代目社長の星野佳路(よしはる)氏の話。「エコツーリズム」をモットーに、「リゾートの達人」としてのホテルサービスの提供の実現を目指している会社で、山梨県にあるリゾートホテル「リゾナー小淵沢」を皮切りに始まったホテルやリゾートの再生事業で、とみに名を馳せています。


この再生方法の精神が面白い。

 星野社長の表現をお借りすれば、「問題解決のウルトラマン」。困ったときに現れて、3分間ならぬ3カ月間で問題解決を図る頼もしい存在という意味だそうだ。
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 老舗旅館といえども、経営内容の定量化や客観的評価が重要だと考えた経営者は、オーナーという強みを活かしたトップダウンの経営刷新を進めた。
 具体的には、1:顧客へのDM(ダイレクトメール)や電話案内、アンケートなどからの分析を通じた顧客満足度定量的把握、2:権限委譲と引き換えに導入したマネジャーへの成果重視の人事評価制度、3:ブライダルや保養所運営代行など事業の多角化等を極めて短期間で推し進めたのである。

な〜んてことをやっています。宗教各社も「お客様満足度」、「客単価」を上げるというニーズは必至なはず。こういうの、良く読んでみたら? と推薦したくなるものです。