最近、「新聞で、○○してくれ」、という声が多くて・・・

勘違いしてるなぁ、とよく思うのです。
だいたい内部のみなさんですが、教団の○○のためになる記事を書いてくれ、と新聞に依頼してくるんです。例えば、「もっと若者が集まるためになる記事を書いてくれ」、とか。
しかしですよ、ニュースというものは、何か出来事が起きて、それを取材して広く伝えるのが仕事であって、ないものは逆立ちしても書けない。若い人が伝統教団に集まらなくなっているのは、きっと理由があるんでしょう。その原因がにじみ出るような取材はできても、集めるための記事なんて書けない。沢山集まっている場所や行事があれば、それを取材して書けますが、集めること自体は、新聞の仕事を超えてるのが、分からないかなぁ・・・と思っていたのです。新聞が集めて、「集まってる」という記事を書いたら、これはヤラセ、そのものでしょう。

ところが、最近またちょっと考えているのは、それほど、みんなが訴える窓口がないのかなぁ、ということ。新聞の人間はいつも外回りですから、おっつけみなさんの要望、声を拾ってくることになるわけですが、みんな、「もっと若者を集めたい！」「○○したい！」と思っているのに、それを訴える先がない？？？のかも知れません。これって組織として健全さに欠けてるかも知れない、みんなの熱意を訴える先がないのか？　はたまた、自分でそれを実行しようとせずに、他人任せにしようとしている怠慢の表れか？　どちらにしても、何かすっきりしない、後ろ向きな状況であることは間違いなさそうです。泣き、入ります。