十代にしか聞こえない嫌な音!

quelo42006-06-28



「授業中でもケータイOK!? 大人になったら聞こえない着信音!!」という日経の記事で、高周波が20代後半から聞こえなくなる、という話が書いてあります。


元々これは若者を“蹴散らす”ために、イギリスで開発された、若者だけが聞こえる「嫌な音」のようですが、逆手にとって、若者だけが聞こえる着信音にする、ということもできるんじゃないか、という記事です。

 人間の可聴音は20ヘルツから2万ヘルツと言われているが、高周波数の音は加齢ともに聞こえにくくなる。もちろん音色にもよるし、聞く人にもよるのだが、だいたい20代後半にもなると1万7000ヘルツ以上の周波数の音は聞こえなくなる。逆に未成年者はこの高周波の音がよく聞こえる。


 この周波数帯を利用して、ウエールズのセキュリティー会社コンパウンドセキュリティーシステムズが蚊(モスキート)のような不快な音“モスキートーン”を発生させる音響装置を開発した。目的は未成年者を不快にさせること。コンビニの前とかにたむろする連中を追い払うらしい。

ま、ともかく。この本文中に、実際にmpegファイルでこの音を聞くことができます。聞こえますか? 私(40+α)には遠くの方で聞こえる、カンだか〜い音ですが、目の前の20代前半は、「わっ!」とのけぞる音でした。ま、歳をとる、ってのは、いろんなことが起こるもんだ、です。