瀬戸内あたり

quelo42007-08-07



 比叡山の宗教サミットと、広島の原爆の日の取材終了で、いま東京に向かっているところです。(写真=明石海峡あたり、もうちょっと左に明石海峡大橋・・・


 両者ともたくさんの人が集まる年中行事ですが、また新しいドラマも少しずつあり、あらためて考えさせられます。いま読んでる本でハーバーマスが「暴力とは法に違反する権力」と言っていますが(『ポスト世俗化時代の哲学と宗教』)、憲法論議の中でも、憲法と法律で国民を縛ろうとする安倍さんみたいな封建領主のような人たちと、憲法は為政者を縛る国民の契約と考える一般リベラルと、まったく立ってる地面が違います。
 ハーバーマスの言うことも「なっとく!」と思います。

ポスト世俗化時代の哲学と宗教

ポスト世俗化時代の哲学と宗教

 そうした中、安倍さんは選挙で大敗したわけですが、南米感覚だとここでクーデターが起きても全然不思議じゃない。だって民主党はテロ特措法を延長しないと言って、言ってみれば反米なわけですから。
軍隊ってまず為政者にとって都合の悪い自国民に銃を向けるというのが私の経験と感覚。何言ってるのと反論する人がいたら、その人は平和ボケなんだなあ、私にとっては。