自己改善できる組織

日経がやっているサイトで、ITProというものがあります。ITアマチュアではありますが、最新のIT関連情報が手に入り楽しいサイトです。また、日経コンピュータ日経コミュニケーション、日経Windowsプロ、・・・といった日経のコンピュータ関連の各雑誌を横断的に、さまざまなトピックスが掲載されるのもありがたいものです(Proではない人は、こんなにさまざまな雑誌自体に目を通せるわけがない!)。


さてその中で一番興味がある雑誌が日経情報ストラテジーなのですが、その10月号の特集記事からの抜粋で、「それは『現状否定』から始まった」というコラムがあります。


さまざまな失敗事例を隠さずオープンにして、継続的な改善への糧にしている企業がいくつか紹介されています。こういう風になるためには、トップの性格や度量が大きく左右するような気がしますが、教会も総体としては硬直化しているところが多いと思いますが、部分部分でこれがうまくいっているところもある?かなと思います。


しかしこればっかりは、失敗を隠したり、一切反省せずになーなーでやってきている組織が(たとえば)、いったいどうすれば「現状否定」ができる組織になるのか?現状否定ができるリーダーシップを配置できるのか?甚だ難しい問題のように思います。ゴーン社長にしても、国鉄清算事業団にしても、たまたま用意された時代の幸運みたいなものがあったのではないでしょうか?


そこら辺、もう一突っ込み欲しい記事でもありました。