ASPが流行るかもしれないそうで

c|net、渡辺聡さんの「情報化社会の航海図」に2005年の注目点についてエントリーがあり、その一つとして、ASP事業が再興するんじゃないか、という予想を書いています。


普段あまり取り上げていないがモバイル領域でも3Gが普及期に入り、データ通信の定額化、アプリケーションの表現力の向上と合わせて通話端末から情報端末へと利用範囲が確実に拡大してきているなど、今年面白くなるかなという分野はリスト化出来るくらいあるのだが、再度注目されつつあるApplication Service Providers (ASP)分野もそのひとつ

この前の記事で、やはりRSSが注目だと言うことが書かれていますが、それ以外では・・・、というところ。やはり、通信の高速化、定額化、モバイル化など基本的な方向は更に進み、これを上手く利用していくわけですね。

そんな中で、単に通信してデータをやりとりするだけでなく、通信の向こうにアプリケーションがあって、何かを処理してもらおう(と私は理解していますが)というAPSが、一度挫折したものの、通信インフラの革命的進展によって復活するかも、という話です。以下の例は、とってもリアルな話。


そして、プロセスの取り込みはウェブの世界からリアルな世界に広がりつつある。

例えば、大学に設置されたコインランドリーのケース。

Students can visit a Web site to find out when a machine will be available. They can select various functions, such as the dispensing of soap and fabric softener - choosing from a range of products in storage bins attached to each machine. When the wash is done, they are notified via an email sent to their pagers or PCs.

空いている機械があるのか事前に分かり、洗濯が終わったらメールで知らせてくれる。事業者の側はメンテナンスタイミングや洗剤などの在庫管理に情報を役立てることが出来る。

アメリカで勉強した人はこの話の便利さ、よく分かると思いますけど、何でもPCにつながっている状態って、けっこういいかも、というとこありますね。「ネット家電」って話題としてもてはやされてる割に、身近になってこない感じしてましたけど、この上のサービスなんていけてんじゃないですか? 
うちの灯油のポリタンクをPCにつなげて、残りが少なくなったら灯油入れに来てくれるサービスがあったら、最高です!