Appleの製品戦略

quelo42005-02-05

先日書きたかったことなんですが、Macについて面白い分析がありました。渡辺聡さんのc|netエントリーにある、「マスマーケット攻略戦:Appleの製品戦略」(2005年01月15日 11:04)の中の、NiXLOGの「Apple's Tipping Point: Macs For The Masses Infographic」(アップルの転換点:大衆にマックを!のための情報画像)をお見せしたかった。


Appleの製品戦略について。: iPodMacを繋ぐのは、ブランド以外にiTuneを軸にAirMac ExpressiLifeなどの周辺アプリ、ハードウェアとなる。一部Windows対応機器も含まれているために、完全クローズな訳ではない、緩やかな囲い込みとなる。本質を抜き出すと、デザインの一貫性が抽出できる。この「デザイン」の意味には見た目に加えて、ユーザビリティ、操作感も加えてよい。・・・ここまでは割と普通の話であるが、もう一点加える必要があるのは、音楽コンテンツの規格を押さえていること。iTuneがWin上でも動くとはいえ、オーディオファイルのAACフォーマットはアップルが押さえている。個人差はあると思うが1000曲を越えた辺りから、再び別規格で取り込みを行うのに面倒さを感じるようになる。=「マスマーケット攻略戦:Appleの製品戦略(2)」(2005年01月20日 09:18)

前回書いた、ついにMacがシェア回復、のシナリオはこの上の製品ラインの結びつきの成否にかかっているわけですね。それが上の図にも表されている。
どうもSONYも同じような戦略で、「PS2コクーン、携帯などで画面のアイコンの配置を共通化」(「マスマーケット・・・」)してるんだそうですよ。MS社も黙ってないでしょうし。これからどうなりますかね。Linuxのデスクトップ機は思ったほど流行らないような感じですし、これからのhome PC はどうなりますかね?