携帯のこんな使い方!

quelo42005-11-12



ウェザーニューズ社という天気予報の会社がありますが、ここは1万の携帯を使って、必殺の情報収集ネットワークを作ってしまった!ようです。[ケータイ時代のスタンダード]雨プロジェクトはアメダスを超える? ミクロな情報網のケーススタディ(2005年11月11日 16:25)

すでにケーススタディとしてケータイを活用した調査を大規模に行っているサービスも存在している。それはウェザーニューズ社が提供しているケータイコンテンツ「天気Plus」内で実施した「雨プロジェクト」である。

これ面白い! 梅雨の時期、応募してきた人に、計量カップのようなものを送って、各自の自宅などで毎日の雨量を送ってもらうというもの。5000個用意したところ、10000の申込があって、プロジェクトは大成功! そんなまめなことする人が1万人もいるんやなぁ、と感心しきり。アメダスの観測地点は全国に1300カ所だそうで、雨プロジェクトはその7.7倍の「観測地点」を持った計算(もちろん、地域的なばらつきや、データの信頼性など、ケチを付ければ、付けられますが・・・)

ウェザーニューズ社のケータイサービス「天気Plus」では、早速秋から冬へと移る季節に対応したサポーター参加型コンテンツ「全国 紅葉情報」をスタートさせている。これは紅葉前線を独自に作り出そうという企画で、「秋色パレット」と名付けられた紅葉の色の投稿フォーム(写真)が用意される他、「絶景紅葉写真館」と題したケータイによる写真投稿の企画も同時進行している。


お役ご免になったかに思われた雨プロジェクトの雨カップは、台風シーズンには台風による雨の降り方の観測に使われ、今度は「発見 初氷」の観測器具として、再びその任務が与えられた。この企画力にも脱帽だが、日本の気象はそれだけ、コンテンツ性が高く変化し続けているという証でもある。そしてそのコンテンツ性が高い対象物に、ケータイ+サポーターという観測地点・センサーが、生き生きと機能している姿は、ケータイ参加型コンテンツの1つのカタチとして強烈な印象を与えてくれる。

梅雨を終え、その後のアイデアも続々続いているよう。おもろいですねぇ!


しかし、実際にウェザーニューズ社のモバイルコンテンツを見ると、有料サービスで相当の質を誇っているよう。さすが! よく考えたら、気象予報なんて、スパコン使った確率計算の世界なので、携帯につなげるくらい、わきゃあないわけですねぇ、朝飯前! ちょっとやそっとじゃ、真似できないか?! でも、携帯で宗教情報送ってもらえるサービス(こっちにとってのサービスといえなくもない)、なんか、おもろいことやりたいなぁ!