携帯使って、面白いことしようよ!


前にも書いたウェザーニューズ社の携帯有料会員を使った、アメダスより数十倍細かい、お天気ネットワークの話。
【ケータイ時代のスタンダード】ケータイキャスティングを実践するエリアチャンネル(c|net 2006年01月16日)

 前回のウェザーニューズのエントリーの最後に、ケータイにカメラが入ったことが最もインパクトがあった、と書いた。このインパクトに関係するのが気象情報を一緒に作るというプロセスである。2005年、ケータイを使って日本の梅雨の雨を解剖しようという目的で行われた「雨プロジェクト」(紹介したエントリーはこちら)では、その日降った雨を毎日ユーザーから収集して、前日の雨の情報をコンテンツとして提供するという流れが出来ていた。天気の情報の流れを変えた快挙である。
 ユーザーサイドから情報を提供してもらうという流れを作り出したきっかけが、他ならぬカメラ付きケータイだったそうだ。
 「先日、関東で大雨が降ってその後に虹がキレイに出たので、虹の写真の募集をしてみたんです。そうしたら本当にたくさんの虹の写真が寄せられてびっくりした経験をしました。こんなにたくさんの人が虹を見ていたのか。虹をケータイのカメラで撮影していたのか。同じ虹だけ集めた1600枚の写真集が一瞬にして出来上がったのも驚きでした。しかも最近ケータイのカメラのクオリティも高いので、同じ虹をこんなに多方向からとらえたことも初めてでした。これを次の朝にはユーザーの皆さんに公開できるんです」(石橋さん)

パソコンで同じ趣味の人たちのネットワークをつくるのもいいが、これが携帯になると、双方向性がぐんと上がるみたい。とくに携帯についているカメラが肝。音声を送る、というような工夫もいいかも。ともかく「地域性、個人差を伝えるケータイキャスティング」を前提とした、情報収集がいとも簡単に行えてしまう。


宗教関係のみなさ〜ん、これ使わない手はないですよぉ。地域特化型のチャンネル創設とそこでの情報の受発信。それぞれが朝の念仏唱えてたり、祈ってたりする姿の共有!?(いや、もうちょっとクリエイティブにいけそうです)