新幹線にコンセントが付くと…
今回、倉敷、大阪の旅。国際デーです。
死ぬほど仕事ができます(というか、東京〜大阪で1本くらい…)。
無線LANもいけるようになったので、完全に事務所と同じように仕事ができるし、どきどき飲み物も運んできてもらえます(残念ながら、有料…)。
でも、昼間にサンミゲルを飲んだので、ちょっと眠いかも、です。
NY、クィーンズの教会:移民の人たちの話
NYTimesのビデオから。(いつまでもあるわけじゃないでしょうが・・・)
「The Cultural Tides of Far Rockaway」
(ちょっと重いので、出てくるまでに時間が掛かるかも、です)
The struggling congregation at St. Mary Star of Sea Church in Queens has been revived by the immigrant population.
日本も移民がたくさん。似たような状況で、同じような記事が必要かもね・・・
「This is the immigration diocese...」と、主任神父さんも言っています。18言語のミサがあるそうです。
日経新聞の電子化という話
日経新聞が電子版を出すことがニュースになりましたが、その評価として、ネガティブなものもありますが、このあたりかな、と思われるようなエントリーがあります。(c|net「日経電子新聞は“失敗の成功”かも」nuwande)
仕組みそのもの
ただ、価格を除いてサービスそのものについては、非常に期待できると思う。クリッピングやそれに合わせた記事のリコメンドも、使い勝手は良さそうに見えた。全記事をXML化してDB格納したことも、今後の展開を考える上で、独自資産として強みを発揮していくように思う。ただ、紙面がそのままWebでも見られますってのは、どうなんだろう・・・。
重要な資源
なにはともあれ今回、仮に1万人程度しか有料会員としてサインアップしなかったとしたら、おそらく事業としては失敗なんだろう。だけど、あまり戦略的とは言えないプライシングでも、1万人もお金を払う人たちがいるという実績は、大きな成果になると思う。
また、こういうのは仕組み(サーバやCMS、DBなど)を導入すればコピー完了というものではなく、根底を流れるコンセプトが肝になる。血と汗を流した日経新聞社内の(おそらくギークな)電子新聞発行を進めた人たちこそが、重要な資産となる。
失敗の成功
というわけで、もし本当に「紙の新聞ネットワークや商流、しがらみを守りたい抵抗派」が日経新聞社内にいたとして、もし万が一「プライシングによって失敗を誘引した」とすると、思惑通りの失敗となるかもしれないけれど、このプロジェクトに真っ向勝負した人たちは、素晴らしい経験を積まれているわけなので、やっぱり「成功」なんだと思う。
そしてこれが「成功」だってのは、実行した人やそうしようとしている人にしか理解できない。 という意味で、今回の電子新聞ラウンチという「実行」は、ひとつのターニングポイントになるように思っている。
値段が高いので、自分個人は買わない、というものの、これをやった、という社内の人たちの経験こそ宝、ということです。
これ、分かるなぁ、と思います。うちの新聞ではこうした取り組みはストップされているので、この「経験こそ宝」が積めないわけです。まあ、全体人手不足ですから、適切な判断、と言えなくもないのですが。