豊橋あたり…

quelo42010-02-26



今日は日帰りで豊橋です。ここ、市電が走ってるんですねぇ。まったく初めて来て、ちょっとびっくり。新鮮です。


市電と言えば、広島、長崎、松山、函館。ここにも、あったかあ、って感じ。


外国人、多いですね。みんな、苦労しながら、頑張ってます。
ところで、豊橋教会もお城とNHKのあたりです。

いよいよ、インターネット広告は第2位に

quelo42010-02-23



 電通発表の資料で、2009年の広告費で、ついにインターネットは2位だそうです。「ネット広告費が新聞を抜く--電通「2009年日本の広告費」を発表」c|net

 

 ネットに抜かれて3位に落ちたのは・・・新聞。1位は依然テレビ。
 さすがにテレビとネットの差はまだまだ3倍ほどありますが、この差がなくなるのは何年後のことか??
 そんなに時間が掛からないかもしれません。そのころは、ハードもソフトもどんどん変わるので、ネットで何をやっているか、も、相当変わってきているはずです。ネット無しでは心も癒されない?

 総広告費は2008年(前年比95.3%)に続き2年連続で前年実績を下回った。衆議院選挙、エコカー減税、エコポイントなどプラス材料があったものの、世界的不況による景気低迷が大きく影響したという。
 媒体別では、「新聞広告費」(前年比81.4%)が大きく減少し、「テレビ広告費」(同89.8%)も減少して、「マスコミ四媒体広告費」(同85.7%)は5年連続して前年を下回った。
 マスコミ広告以外では、「屋外」や「交通」をはじめ内訳のすべてが減少した「プロモーションメディア広告費」(同88.2%)が2年連続で減少。BSデジタル放送などの増加で「衛星メディア関連広告費」(同104.9%)が引き続き伸びたが、伸び率は1ケタにとどまった。


 「インターネット広告費」(同101.2%)は検索連動広告やモバイル広告では伸びたが、ディスプレイ広告が前年を下回り、全体では微増となった。
 インターネット広告費は7069億円で、はじめて新聞(6739億円)を上回った。雑誌は3034億円、ラジオは1370億円、テレビは1兆7139億円だった。

7つの大罪は、商売の基

quelo42010-02-18



 7つの大罪を刺激すると、どうやら儲かるらしいです。([OGC 2010]iPhoneは儲からない! じゃあどうすればいいんだ? 新清士氏が語る次世代アプリの目指すべきもの、4Gamer.net

 ソーシャルゲームについては,アメリカのSNS事業者の言葉を借りて,キリスト教でいうところの七つの大罪,すなわち「暴食」「色欲」「強欲」「憂鬱」「憤怒」「怠惰」「虚飾」「傲慢」を挙げ,それらを刺激することがキーになるとした。人間のコンプレックスを商品化することに世界は向かっているという。
 さらにクリス・アンダーソンの「フリーミアム」から,有料のものと無料のものをミックスさせる,ほかでもできるモノは有料コンテンツにならない,人気コンテンツでは金を取ってはいけない,有料コンテンツはニッチな部分に訴求するものを,ニッチであればニッチであるほどよい,などの提言を紹介していた。


 確かに、ネット上で売られているものをみると、そうだなぁと納得。宗教団体も、この近くで、「色欲」はともかく、「虚飾」や「傲慢」を癒すようなものを提供するよう、注力することも大事(?)
 この前段、涼宮ハルヒはなぜ売れたか?」という、問題提起もあり、商品に「ストーリー性」を持たせることの重要性も説いています。これ、私が営業だった80'sから、言われていることですが・・・。

われわれは、さらされる商売・・・

quelo42010-02-15



 昨日観た、「ソロモン流」の料理人、山本征治さんが、立派なことを言っていました。


 われわれの仕事は、さらされる商売だから、お客さんが食べた瞬間に結果が見える。その緊張感がたまらなくいい、というようなことを話してました。
 メディアの仕事も、成果物が多くの人の眼に「さらされる」商売に違いありません。基本的に、私はそれが嫌いです。反応も早いし、いちいちいろんなことを言われます。9割はネガティブ。ほめられることはあまりないです。というよりも、嫌なのは、ほとんど読んでない人からの批判。けっこう折れます。


 しかし、この「さらされること」を厭わない精神、見習いたいものだと思って。

大分・佐伯まで行きます

quelo42010-01-26



今日は校正やって、昼に出てきて、佐伯に向かっています。いま大分出たところで、あと少し。


昔、家族で、父親の田舎の鹿児島に帰るとき、この大分から宮崎に向かう山道を、車で夜中走ったなあ、と思い出されます。相変わらず、淋しい感じです。

「発表情報」を超えるところで

quelo42010-01-16



 毎日新聞が地方の支局をどんどん閉鎖して、地方紙と組んで記事を提供してもらうアレンジを進めているらしい。先週1月12日のの「クローズアップ現代」で立花隆とやっていた話。日本もいよいよメディアがつぶれる時代かなあと思わせるものでした。(もちろん、アメリカではバンバンつぶれていて、すでに新聞が1紙もない州が出て来ているらしい)
 ところでこのとき毎日新聞の社長が強調していた話。
 記者が減っていく中で、「発表報道だけする記者はいらない。毎日は、調査報道で行くんだ」ということ。そうだなぁ、記者クラブで発表されたものを書き出すだけだったら、サルでもできるもんなぁ、と思った人も多いことだろう。


 というわけで、この毎日社長とも呼応する話。田原総一朗が小沢さんの事件にも触れて、調査報道しないマスコミに苦言を呈しています。「悲観するな、『坂の上の雲』の中で迷う日本」

日本は今、面白い時代に入っている

 私は、日本はきっと「坂の上の雲」を突き破り、さらに上を目指すこともできると考えている。雲を突き破って進むのか、足元を見直すのかという選択を迫られるのは、明治以後初めてである。日本は今、そういう面白い時代に入っている。

 だがテレビや新聞などのメディアが、そういった面白いことには触れない。発表情報ばかり垂れ流している。

 発表情報とは何か。二つ、事例をあげよう。まずは小沢一郎さんの東京・世田谷の土地購入問題だ。小沢さんは今、余裕しゃくしゃくだ。一方の東京地検特捜部は必死だ。

 小沢さんの土地購入原資の4億円は、自由党時代のカネであるとも言われている。自由党が解党したとき、小沢さんの手元に政党助成金が残った。政党助成金は税金だから国に返さなくてはならないが、実はそういう法律がない。つまり違法ではない。したがって、小沢さんのカネが当時の政党助成金ならば、検察は小沢さんを起訴できないということになる。

 そして、もう一つは日本航空問題だ。国土交通省はもともと、自力での再建を進めようとしていた。だが、法的整理が進められることになり、会社更生法活用を前提に企業再生支援機構が支援することになった。このシナリオを推し進めたのは、実は財務省である。

 日本航空の再建には1兆円以上のお金がかかるが、その財源はどこにあるのか。実は、地方企業や中小企業の倒産時、それを救うための財源があり、そのお金を使うことにした。そういう知恵は国土交通省からは出てこない。財務省から出たものだ。


決して悲観することはない

 マスメディアはこうした情報をなかなか伝えない。発表情報ばかりで、「実は、これは……」と深く掘り下げた情報がない。新しい時代を切り開くには、表層的な情報など何の役にも立たないのである。

 「実は、これは……」と考えを進めれば、その先に大きな選択肢を見つけられ、この面白い時代を乗り切るためのアイデアが浮かんでくる。決して悲観することはない。雲の上に出るのか。下へ出るのか。日本は、今後、どちらへ進んだらいいのか。国民はもっと考え、議論すべきだ。

 悲観論に走る前に、もっと目を開かなくてはならない。私たちは今、そういう時代にいる。


 調査報道するには物量が必要。時間が掛かるし、裏取らないと批判ができない。公式発表があれば、その千で書いてる限り、誰からも文句言われない。言われたら、発表した「主催者」側に罪をなすりつけて、記者は手を洗えばいい。
 これをやるには、人手が掛かるので、金も掛かるんだなぁ。

「“楽しい疲れ”ならいくらでも・・・」だなぁ

quelo42009-12-25



 年の瀬になって、ことしは最終の校正日の翌日、1日余分に出て来て、棚の古い資料の片づけをしたので、ずいぶんときれいになった気がします。毎週毎週の取材やら何やらの資料がどんどん机の上から、引き出しから、棚の上から、足下まで、どんどん溜まっていって、捨てりゃいいんだけれども、なかなか、の毎日。また、今日も次の取材に出ると、また溜まっていくんだなぁ。


 掃除をして何がすっきりするかと考えるに、マンネリをちょっと打破できるのが大きいかな、と思います。(コピー機印刷機を撤去することも検討中→相当、職場がすっきりしますが、抵抗勢力あり)


 というわけで、以下の記事に共鳴。<「創造への挑戦」なら疲労感なし、師走に今年のプロジェクトを振り返る、宮田 秀明>

 創造へ挑戦することは、責任とリスクを背負うことでもあるので、大変つらいことだ。

 しかし、一方では、逆に疲労感をなくすためには、創造へ挑戦することが最大の良薬かもしれない。人を一番疲れさせるのは、時代の変化とともに陳腐化したまま居座っている過去に作ったビジネスモデルだったり、時代に合わなくなった枠組みや制度だったりする場合の方が多い。

 私が今年一番疲れたのは沖縄プロジェクトに必死に取り組んだ時ではない。むしろ楽しかった。沖縄の人々との交流は財産のようなものだ。私と共同作業をした学生や企業の人々もそう思っていると思う。


 この宮田さんは、非線形でモデルをつくって船の設計(アメリカズカップの日本艇技術責任者でもあった)から経済までの諸問題を解決していく大家。毎年新しいことに挑戦していて、実に楽しそうです。
 私も来年は、新たなステップに挑戦したいものです。挑戦する、と呼べるようなものであれば、何でもやってみたい。キーワードは、ことしこそインターラクティブ、だなぁ。