講演録のシェアはこれじゃないか?
レッシグは、IT周りの有名な法学者で、彼のブロッグは今でもc|netで続いています。レッシグが行った講演録のフラッシュが以下のところで聞く、字幕付で見る、ことができます。
講演内容は「著作権」について。いかにこれが特権者の利潤を守るために法規制が進んできたかという話。悪者張本人は、「ミッキーマウス」、ではなく、ウォルト・ディズニー(社)、となる。結局、マイクロソフトにしても、製薬会社にしても、こうした「知的所有権」で莫大な富を何の努力もなく永遠(のよう)に享受し続けることが果たして正当か??というテーマです。ウォルト・ディズニー自身、「本当は怖い」グリム童話などを「コピー」して、子ども向けファンタジーを作ったと、「痛烈に」批判されています。ちょっと面白いですよ。
この講演の構成自体、ちょっと芝居がかっていて、つねにテーマの4本柱に戻ってくるようになってよくできていますが、それをフラッシュを使ってこうした形でネットで提供すれば、講演を聴きに行ったのと同じ、ないしは、好きな時に集中して聞けるという意味では、それ以上に効果的に「伝える」ことができます。
さまざまな講演会をやる市民団体系、NGO系、それを伝えようとする私たち弱小メディアにとって、この方法はめちゃくちゃ参考になるんじゃないですか! と、私も早速フラッシュのマニュアル本を買いに行く・・・