新聞サイトの有料化


[渡辺聡・情報化社会の航海図]記事課金を始めたThe New York Times(2005年05月31日 14:42)によると、NY Times はコラム記事と過去記事の検索を有料化していくそうです。

課金対象となるのは


RUNNING COUNTER TO THE CURRENT trend in online publishing, The New York Times Co. this September will start requiring paid subscriptions of around $50 a year for access to eight op-ed columnists--including buzz generators David Brooks, Maureen Dowd, and Frank Rich--and 14 news columnists, the company said Monday.


コラム記事と


Subscribers to the new premium service, dubbed "TimesSelect," also will have access to the archives


記事アーカイブ

いくらインターネットが無料のアクセシビリティを大事にしているとはいえ、新聞がニュースを売っている以上、そこからの収入がなく、広告収入だけに頼るのは、ビジネスモデルとしてはあんまりではないか?という反省からこうした動きは来ているらしい。

コンテンツをクローズにしてしまった分、サーチエンジンなどからフローで入ってくる分の広告収入は減る。その分直接収入が増えることと純粋な広告依存を減らしてバランスを取ることになる。印刷代が固定費としてかからないウェブの世界でのコンテンツの直接課金は一定規模を超えるとハイマージンになるため事業が安定する。ブランドの強さも考慮

うちの新聞も、もっと「次に来る」ビジネスモデルについて、もうすでに、真剣に緊急に考えていかないと行けないと思うのですが、当面直面している問題を処理するだけで、みんな息切れしてしまっているんだなぁ・・・